ユアデスティニー(2020年生、母Rendezvous Point)

Your Destiny

2020.03.23

ユアデスティニー(2020年3月23日)は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牝馬。馬名の意味は「あなたの運命」。毛色は栗毛。種牡馬のOscar Performance(当時6歳)と交配したRendezvous Pointが20歳のときに産んだ仔が本馬である。主な勝ち鞍は2023年の3歳。

経歴

デビュー前

大久保龍志厩舎(栗東)へ入厩。

3歳(2023年)

4月1日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利阪神ダート1800m 晴/良)に出走。馬体重は476kg。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚に勢いがなく15着に敗れた。

6月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利阪神芝1400m 曇/良)に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが鈍く16着に終わった。

7月29日、中5週で迎えた3戦目は、林謙佑騎手を鞍上に迎えて、3歳高知ダート800m 晴/稍重)に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のロマンチックタイムに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月19日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、3歳高知ダート1400m 曇/不良)に出走。鞍上は2戦連続で林謙佑騎手(1戦1勝)。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったスターライトテールに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

9月3日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦のファーストキッス特別高知ダート1300m 晴/不良)に出走。鞍上は3戦連続で林謙佑騎手(2戦1勝)。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた6戦目は、3歳高知ダート1400m 晴/稍重)に出走。鞍上は4戦連続で林謙佑騎手(3戦1勝)。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして、最後は2着のメイショウケンセイを3/4馬身振り切って2勝目を手にした。

10月8日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた7戦目は、一般C3 16高知ダート1400m 小雨/重)に出走。鞍上は5戦連続で林謙佑騎手(4戦2勝)。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

11月9日、中4週で迎えた8戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のプファイル賞川崎ダート900m 晴/良)に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のドナイデッカに5馬身の差をつけて優勝

12月12日、中4週で迎えた9戦目は、雪雷賞川崎ダート900m 曇/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手(1戦1勝)。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るシェリーアモールを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って断然人気に応えた。

4歳(2024年)

1月5日、中2週で迎えた10戦目は、閃雷賞川崎ダート900m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手(2戦2勝)。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るマバラカットを凄まじい末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて優勝

2月17日、中5週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた11戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス小倉芝1200m 晴/良)に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く17着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた12戦目は、吉村誠之助騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス小倉芝1200m 晴/稍重)に出走。18頭立ての17番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は垂れてしまい18着に終わった。