マバラカット（2019年生、母ネリヤカナヤ）

Mabalacat

2019.03.06

マバラカット（2019年3月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシルバーステート（当時6歳）と交配したネリヤカナヤが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は山岡牧場。主な勝ち鞍は2021年のフレッシュチャレンジ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、山岡牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、和田博美によって385万円で落札された。

千葉津代士厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2021年）

7月14日、デビュー戦は石川倭騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は532kg。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハウファアイルゴーに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月19日、約3か月の休み明けで迎えた2戦目は、2歳オープンのオパール特別（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた3戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのSPAT4のお得なポイント賞（門別ダート1000m 晴/重）に出走。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい4着に敗れた。

12月10日、中4週で迎えた4戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして、最後は2着のアンヌマリーに2馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

3歳（2022年）

5月27日、約5か月半の休み明けで迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

4歳（2023年）

5月9日、約11か月半の休養明けで迎えた6戦目は、一般C1五六七（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦1勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が鈍り14着に終わった。

6月6日、中3週で迎えた7戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六七（大井ダート1200m 雨/重）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、若干遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に敗れた。

10月6日、約4か月の休養明けで迎えた8戦目は、菅原涼太騎手を鞍上に迎えて、一般C2二三四（大井ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい10着に終わった。

11月3日、中3週で迎えた9戦目は、一般C2三四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原涼太騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい11着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた10戦目は、プレリュード・フィズ賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原涼太騎手（2戦0勝）。15頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。

12月14日、中3週で迎えた11戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、寒雷賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、極端なハイペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のブラウオリゾンに3馬身の差をつけて久々に勝利を挙げた。

5歳（2024年）

1月5日、中2週で迎えた12戦目は、閃雷賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野畑凌騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、ユアデスティニーに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

1月30日、中3週で迎えた13戦目は、初雷賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野畑凌騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

3月12日、中5週で迎えた14戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、天雷賞（川崎ダート900m 雨/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい12着に敗れた。