ピエールフラミンゴ（2006年生、母クサノカンザシ）

ピエールフラミンゴ（2006年4月20日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のツルマルボーイ（当時8歳）と交配したクサノカンザシが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は桑原牧場。戦績は、地方31戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2008年のアタックチャレンジ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、桑原牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

米川昇厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2008年）

5月15日、デビュー戦は井上俊彦騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は426kg。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

6月24日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、2歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のピアジェンヌに3/4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月10日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（1戦1勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月4日、中3週で迎えた6戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月18日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイファースペインから1馬身差の2着となった。

9月30日、中1週で迎えた8戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月23日、中2週で迎えた9戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた10戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のゼロスキャンをハナ差振り切って2勝目を収める

3歳（2009年）

1月20日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

2月17日、中3週で迎えた12戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露したが、4着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

3月24日、中2週で迎えた14戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で水野貴史騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天授の敢闘精神でゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

4月6日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で水野貴史騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で水野貴史騎手（5戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

5月10日、中2週で迎えた17戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で水野貴史騎手（6戦0勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露し、5着に入り込んだ。

5月31日、中2週で迎えた18戦目は、有年淳騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

6月21日、中2週で迎えた19戦目は、3歳（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で有年淳騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた20戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、勝ったブットビヤロウに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

7月20日、中1週で迎えた21戦目は、3歳戦のはまゆう特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月10日、中2週で迎えた22戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出したが、4着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた23戦目は、3歳戦のききょう特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（3戦0勝）。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

9月16日、中2週で迎えた24戦目は、3歳戦の紫苑特別（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（4戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた25戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の江戸菊特別（大井ダート1500m 内回り雨/重）に出走。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

10月19日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2三四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた27戦目は、初霜特別（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（6戦0勝）。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では全く伸びず10着に敗れた。

12月4日、中3週で迎えた28戦目は、冬凪特別（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（7戦0勝）。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい14着に終わった。

12月31日、中3週で迎えた29戦目は、ジルベスター特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（4戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

4歳（2010年）

1月21日、中2週で迎えた30戦目は、雪晴特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（5戦0勝）。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2三四（大井ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は有年淳騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。