メイショウマハラニ（2004年生、母テンプテイショントレイル）

メイショウマハラニ（2004年4月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋マハラジャの奥方、女王」。毛色は鹿毛。種牡馬のデザートキング（当時10歳）と交配したテンプテイショントレイルが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）三嶋牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方11戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2008年の4歳以上D2一。

経歴

デビュー前

松永昌博厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2007年）

4月28日、デビュー戦は藤岡康太騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は488kg。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた2戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は勢いを失って14着に終わった。

6月2日、中2週で迎えた3戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

7月16日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では末脚が冴えず14着に終わった。

8月23日、中4週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた5戦目は、小谷周平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D4三（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のプラートゥムレクスに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月9日、中6週で迎えた6戦目は、3歳以上D3二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小谷周平騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、抜け出したフレンチハートに3/4馬身届かず2着に敗北した。

10月23日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上D3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小谷周平騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

11月20日、中3週で迎えた8戦目は、松本幸祐騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズステージ ROUND3（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた9戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D1四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天賦の闘志でゴールまで勇戦したが、3着に終わった。

4歳（2008年）

5月8日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から22kg減らして迎えた10戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D4一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したシャトルハーバーを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

6月5日、中3週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた11戦目は、4歳以上D4四（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したトップアラモアナにクビ差届かず2着に甘んじた。

6月19日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上D4二（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で板野央騎手（2戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のワイラブカードに5馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

7月23日、中4週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた13戦目は、4歳以上D2一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で板野央騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして楽々と抜け出し、最後は2着のミスターヤマフジに3馬身の差をつけて3勝目を収める

8月15日、中2週で迎えた14戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、スタージョッキーカップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月11日、中7週で迎えた15戦目は、田中克典騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず11着に終わった。

11月2日、中2週で迎えた16戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中克典騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

5歳（2009年）

6月2日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた17戦目は、4歳以上B2一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は板野央騎手（4戦2勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。