フォルテファム（2018年生、母フォルテミニョン）

フォルテファム（2018年2月26日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマジェスティックウォリアー（当時13歳）と交配したフォルテミニョンが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は(有)社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、地方2戦1勝。主な勝ち鞍は2020年の2歳。

経歴

デビュー前

荒山勝徳厩舎（小林）へ入厩。

2歳（2020年）

7月10日、デビュー戦は本橋孝太騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。馬体重は449kg。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るバラクを驚異的な末脚で3/4馬身差し切って初勝利を挙げた。

7月30日、中2週で迎えた2戦目は、藤田凌騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

11月5日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田凌騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

12月10日、中4週で迎えた4戦目は、2歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田凌騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に終わった。

3歳（2021年）

7月16日、約7か月半の休み明けで迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は本橋孝太騎手（1戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮闘したが、勝ったブルックスジョイに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

8月3日、中2週で迎えた6戦目は、一般C1七八（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

8月18日、中1週で迎えた7戦目は、オリオンビール賞（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で本橋孝太騎手（3戦1勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

9月7日、中2週で迎えた8戦目は、菅原涼太騎手を鞍上に迎えて、1997地方競馬間場外発売開始賞（大井ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の力で持ち堪えて先頭に躍り出て、最後は2着のミユキアウグストスに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月8日、中3週で迎えた9戦目は、つる座特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原涼太騎手（1戦1勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に敗れた。

11月5日、中3週で迎えた10戦目は、印西市コスモス賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原涼太騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったトゥースパークルに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

4歳（2022年）

2月10日、約3か月の休み明けで迎えた11戦目は、池谷匠翔騎手を鞍上に迎えて、一般C1二三四（大井ダート1400m 雨/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

3月11日、中3週で迎えた12戦目は、一般C1二三（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池谷匠翔騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手が足りず12着に終わった。

6月30日、約3か月半の休養明けで迎えた13戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、クローバー・ナイト賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

7月11日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定戦のさそり座特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったカンパリフレイバーにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着となった。

7月28日、中1週で迎えた15戦目は、音泉賞（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は藤田凌騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったレジリエンスブルーに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

8月18日、中2週で迎えた16戦目は、柿の木坂賞（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（2戦0勝）。15頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

9月23日、中4週で迎えた17戦目は、日吉坂賞（大井ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（3戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のアイスボウルに1馬身3/4の差をつけて制した。

10月6日、中1週で迎えた18戦目は、アンドロメダ賞（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

5歳（2023年）

2月20日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた19戦目は、狸穴坂賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は本橋孝太騎手（4戦1勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ハナを取り切り、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

3月7日、中1週で迎えた20戦目は、江戸見坂賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は藤田凌騎手（4戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

3月29日、中2週で迎えた21戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、十貫坂賞（大井ダート1400m 雨/重）に出走。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、4着に入った。

4月18日、中2週で迎えた22戦目は、一般B3五（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は藤田凌騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

5月8日、中2週で迎えた23戦目は、オフト伊勢崎賞（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田凌騎手（6戦0勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり10着に敗れた。

8月15日、約3か月半の休み明けで迎えた24戦目は、相生坂賞（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田凌騎手（7戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では賦性の闘争本能でゴールまで落伍することなく走り切ったがが、4着に終わった。

9月7日、中2週で迎えた25戦目は、南部坂賞（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で藤田凌騎手（8戦0勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入った。

9月21日、中1週で迎えた26戦目は、日吉坂賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤田凌騎手（9戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、抜け出したランプロンにクビ差届かず2着に甘んじた。

10月3日、中1週で迎えた27戦目は、御殿坂賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤田凌騎手（10戦0勝）。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

10月31日、中3週で迎えた28戦目は、神明坂賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で藤田凌騎手（11戦0勝）。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず11着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた29戦目は、夏目坂賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で藤田凌騎手（12戦0勝）。15頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。