カドリール（2001年生、母アローボンサンス）

カドリール（2001年4月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「宮廷ダンスの１つ」。毛色は鹿毛。種牡馬のトワイニング（当時10歳）と交配したアローボンサンスが18歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）サンシャイン牧場。戦績は、地方35戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年の3歳。

経歴

デビュー前

秋山重美厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2003年）

11月17日、デビュー戦は金子正彦騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート900m 晴/重）に出走。馬体重は437kg。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて、最後は2着のマッチレスを半馬身振り切って初白星を挙げた。

12月18日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で金子正彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

3歳（2004年）

1月2日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で金子正彦騎手（3戦1勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

2月3日、中4週で迎えた5戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で金子正彦騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月28日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で金子正彦騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

3月29日、中3週で迎えた7戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のマーチフラワー賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

4月26日、中3週で迎えた8戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のエイプリルフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

5月18日、中2週で迎えた9戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のエメラルドフラワー賞（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着を確保した。

6月6日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は金子正彦騎手（6戦1勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

6月15日、連闘で迎えた11戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（7戦1勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛進したが、クラマサシンバにクビ差交わされて2着となった。

7月5日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦のシャイニンフラワー賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で金子正彦騎手（8戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のジュライフラワー賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で金子正彦騎手（9戦1勝）。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

8月10日、中2週で迎えた14戦目は、3歳戦のオーガストフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で金子正彦騎手（10戦1勝）。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

9月6日、中3週で迎えた15戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で金子正彦騎手（11戦1勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

9月13日、連闘で迎えた16戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で金子正彦騎手（12戦1勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のキャニオントラストに1馬身半の差をつけて2勝目を手にした。

10月5日、中2週で迎えた17戦目は、3歳戦のオクトーバーフラワー賞（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で金子正彦騎手（13戦2勝）。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1四（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で金子正彦騎手（14戦2勝）。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず10着に敗れた。

4歳（2005年）

1月25日、約3か月の休養明けで迎えた19戦目は、一般C2二（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず13着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2二三（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手が足りず11着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた21戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の一般C1六 C2二（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

4月12日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、一般C2（浦和ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい6着に終わった。

4月22日、中0週で迎えた23戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、一般C2二アイ（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2一（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（4戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

6月6日、中2週で迎えた25戦目は、岡田大騎手を鞍上に迎えて、駒場特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

6月16日、中0週で迎えた26戦目は、一般C2二（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田大騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

7月6日、中2週で迎えた27戦目は、一般C2四（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田大騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた28戦目は、細川勉騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は岡田大騎手（3戦0勝）。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

8月10日、連闘で迎えた30戦目は、トワイライトサンクス特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田大騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

9月6日、中3週で迎えた31戦目は、一般C2二三（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田大騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

9月27日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた32戦目は、一般C2三（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡田大騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

10月19日、中2週で迎えた33戦目は、一般C2四五（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で岡田大騎手（7戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に終わった。

11月19日、中3週で迎えた34戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般A2（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず11着に終わった。

12月31日、中5週で迎えた35戦目は、一般A2（水沢ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に終わった。