セントチャーリー（1994年生、母マロンシロー）

セントチャーリー（1994年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のシェリフズスター（当時9歳）と交配したマロンシローが13歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方12戦6勝2着2回。主な勝ち鞍は1999年の4歳以上C2。

経歴

デビュー前

大久保勝之厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1997年）

9月6日、デビュー戦は田村正光騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中山ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は498kg。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず10着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田村正光騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

10月12日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で田村正光騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、5着を確保した。

11月1日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で田村正光騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で田村正光騎手（4戦0勝）。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は力尽きて10着に終わった。

4歳（1998年）

4月13日、約5か月の休養明けで迎えた6戦目は、山中初騎手を鞍上に迎えて、一般D3ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のシュウザンイチオーに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月28日、中1週で迎えた7戦目は、一般D2ニ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山中初騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のコアレススルーに2馬身半の差をつけて2勝目を奪取した。

5歳（1999年）

6月28日、約14か月の休養明けで迎えた8戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、一般D3ハ（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月5日、連闘で迎えた9戦目は、一般D3ロ（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月13日、連闘で迎えた10戦目は、一般D3ロ（上山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で板垣吉則騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のハッピークリエイタに1馬身半の差をつけて3勝目を手に入れた。

7月27日、中1週で迎えた11戦目は、一般D3イ（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で板垣吉則騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったセンターエイムから4馬身差の2着に敗北した。

8月16日、中2週で迎えた12戦目は、一般D3（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で板垣吉則騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月6日、中2週で迎えた13戦目は、一般D2ハ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で板垣吉則騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月19日、中1週で迎えた14戦目は、一般D2ハ（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で板垣吉則騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンレッドサンダーから4馬身差の2着となった。

11月8日、中6週で迎えた15戦目は、吉原正和騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 小雨/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサツキジョオーに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月21日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉原正和騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のチイサナホシに6馬身の差をつけて5勝目をつかんだ。

12月12日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原正和騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るムーンヒロを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利をモノにする