アイネスパレス（1990年生、母デーリイクイン）

Ines Palace

1990.05.26

アイネスパレス（1990年5月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のクリスタルパレス（当時16歳）と交配したデーリイクインが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は秋場牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方24戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は1994年の一般C。

経歴

デビュー前

田子冬樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1992年）

12月5日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は416kg。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。

3歳（1993年）

1月6日、中2週で迎えた3戦目は、成島正規騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では末脚が冴えず16着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は江田照男騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は成島正規騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい13着に終わった。

4月11日、中9週で馬体重を前走から23kg増やして迎えた6戦目は、橋本幸次郎騎手を鞍上に迎えて、4歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた7戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、4歳（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったダンツーワイズから1馬身差の2着に敗北した。

5月9日、中1週で迎えた8戦目は、松島壽騎手を鞍上に迎えて、4歳（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた9戦目は、4歳（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松島壽騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月13日、中2週で迎えた10戦目は、4歳（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で松島壽騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月20日、連闘で迎えた11戦目は、4歳（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で松島壽騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったハンターコスモスから3馬身差の2着となった。

7月12日、中2週で迎えた12戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松島壽騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月20日、連闘で迎えた13戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月27日、連闘で迎えた14戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のキョウワワールドに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月3日、連闘で迎えた15戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で牧野孝光騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月22日、中2週で迎えた16戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は松島壽騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた17戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（4戦1勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のミリオンパーシーヴに2馬身半の差をつけて2勝目を手に入れた。

11月28日、中1週で迎えた18戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月19日、中2週で迎えた19戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で牧野孝光騎手（6戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマサンナンシーに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

4歳（1994年）

1月5日、中1週で迎えた20戦目は、古泉悟騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったワイドブリットから半馬身差の2着となった。

1月14日、連闘で迎えた21戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は松島壽騎手（6戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のマイネルフォルンに1馬身の差をつけて4勝目を手にした。

1月28日、中1週で迎えた22戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は古泉悟騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月20日、中2週で迎えた23戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（7戦3勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3月5日、中1週で迎えた24戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松島壽騎手（7戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた25戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（8戦3勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月16日、中3週で迎えた26戦目は、和田正美騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月4日、中2週で迎えた27戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で和田正美騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月12日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた28戦目は、大垣敏夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた29戦目は、河津徳幸騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。