ユキノイチカ(2008年生、母メイクアップレディ)
Yukino Ichika
2008.04.11
ユキノイチカ(2008年4月11日)は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のスターリングローズ(当時11歳)と交配したメイクアップレディが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は(有)豊巻牧場。戦績は、地方27戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2010年の2歳。
経歴
デビュー前
西川精治厩舎(園田)へ入厩。
2歳(2010年)
8月3日、デビュー戦は西川進也騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ(園田ダート820m 晴/良)に出走。馬体重は443kg。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず6着に終わった。
9月1日、中3週で迎えた2戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、2歳(園田ダート1400m 晴/良)に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアニーマアナに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
9月21日、中2週で迎えた3戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のキャリーアップ(園田ダート1400m 曇/良)に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。
10月5日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のキャリーアップ(園田ダート1400m 晴/不良)に出走。鞍上は下原理騎手(1戦1勝)。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。
10月19日、中1週で迎えた5戦目は、2歳(園田ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手(2戦1勝)。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。
11月10日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた6戦目は、2歳(園田ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手(3戦1勝)。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るレディホビットを鮮烈な末脚で3/4馬身差し切って2勝目を挙げた。
12月7日、中3週で迎えた7戦目は、2歳戦のセカンドトライ(園田ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手(4戦2勝)。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。
3歳(2011年)
3月16日、約3か月半の休養明けで迎えた8戦目は、3歳B(園田ダート1700m 曇/稍重)に出走。鞍上は5戦連続で下原理騎手(5戦2勝)。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて11着に終わった。
6月7日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、3歳B(園田ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は6戦連続で下原理騎手(6戦2勝)。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり7着に終わった。
6月29日、中2週で迎えた10戦目は、3歳B(園田ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は7戦連続で下原理騎手(7戦2勝)。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。
7月14日、中1週で迎えた11戦目は、なつつばき賞(園田ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は8戦連続で下原理騎手(8戦2勝)。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。
8月2日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上C1一(園田ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は9戦連続で下原理騎手(9戦2勝)。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。
8月18日、中1週で迎えた13戦目は、こむらさき賞(園田ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は10戦連続で下原理騎手(10戦2勝)。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい7着に敗れた。
9月1日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C1一(園田ダート1400m 曇/稍重)に出走。鞍上は西川進也騎手(1戦0勝)。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後は力尽きて11着に終わった。
9月22日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上C2(園田ダート1400m 曇/不良)に出走。鞍上は下原理騎手(11戦2勝)。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、鮮やかな末脚を弾けさせて、最後は2着のツルギアラートンに1馬身半の差をつけて3勝目を手にした。
10月11日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上C1(園田ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手(12戦3勝)。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったチアズイーガーに詰め切れず、7馬身差の2着となった。
10月26日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C1(園田ダート1230m 晴/稍重)に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手(13戦3勝)。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露し、3着に入った。
11月9日、中1週で迎えた18戦目は、びわ賞(園田ダート1230m 晴/良)に出走。鞍上は西川進也騎手(2戦0勝)。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮闘したが、伸びてきたウインドプレンティ決め手に屈してハナ差の2着となった。
11月23日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上C1(園田ダート1230m 曇/稍重)に出走。鞍上は下原理騎手(14戦3勝)。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のアキノローレルをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。
12月13日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上B2二(園田ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手(15戦4勝)。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
12月31日、中2週で迎えた21戦目は、3歳以上B2(園田ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手(16戦4勝)。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。
4歳(2012年)
1月11日、中1週で迎えた22戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2(園田ダート1230m 曇/良)に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、勝ったショーリクィーンにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。
1月26日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上B2一(園田ダート1400m 晴/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手(1戦0勝)。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。
2月16日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上B2一(園田ダート1400m 晴/重)に出走。鞍上は西川進也騎手(3戦0勝)。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。
2月28日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上B1 B2(園田ダート1230m 晴/重)に出走。鞍上は2戦連続で西川進也騎手(4戦0勝)。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。
3月14日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上B1 B2(園田ダート1230m 晴/稍重)に出走。鞍上は3戦連続で西川進也騎手(5戦0勝)。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。
5月8日、中7週で迎えた27戦目は、若葉賞(園田ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は下原理騎手(17戦4勝)。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。