チアズイーガー（2007年生、母チアズディライト）

チアズイーガー（2007年4月28日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋熱心な」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時6歳）と交配したチアズディライトが7歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は長田ファーム。戦績は、地方24戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は2010年の3歳。

経歴

デビュー前

嶋田幸晴厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2009年）

12月4日、デビュー戦は和田譲治騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。馬体重は460kg。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端をきり、息の入らないペースで一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

3歳（2010年）

4月9日、約4か月の休み明けで迎えた2戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、勝ったミライブリリアントに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

4月21日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、ぐいぐいと末脚を伸ばして、最後は2着のアイスマンに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月18日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

6月29日、中5週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

7月12日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るスズヨサンクスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月12日、中3週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（5戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって7着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で的場文男騎手（6戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のヴァーダリーをクビ差振り切って3勝目を手に入れた。

10月5日、中4週で迎えた9戦目は、一般C1八九（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は和田譲治騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

10月20日、中1週で迎えた10戦目は、一般C1八九（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

11月9日、中2週で迎えた11戦目は、一般C1八九（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

11月29日、中2週で迎えた12戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、一般C1十十一（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

12月24日、中3週で迎えた13戦目は、サイレントナイト賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は和田譲治騎手（4戦0勝）。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず12着に終わった。

4歳（2011年）

6月28日、約6か月の休み明けで迎えた14戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

7月18日、中2週で迎えた15戦目は、坂本和也騎手を鞍上に迎えて、DASHよかわ特別（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい8着に終わった。

8月9日、中2週で迎えた16戦目は、チャオ特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂本和也騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はガス欠状態になり11着に終わった。

9月1日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂本和也騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露し、3着に入り込んだ。

9月20日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で坂本和也騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、フェブストーリーに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

10月11日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂本和也騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のユキノイチカに7馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

11月3日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で坂本和也騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るヒャクマンゴクをアタマ差だけ差し切って勝利をモノにする

11月23日、中2週で迎えた21戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で坂本和也騎手（6戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

12月8日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で坂本和也騎手（7戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

12月29日、中2週で迎えた23戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

5歳（2012年）

1月18日、中2週で迎えた24戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、近畿畜産特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。