ギンザシャネル（2003年生、母ヘルシーベル）

ギンザシャネル（2003年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「地名＋人名」。毛色は鹿毛。種牡馬のマイヨジョンヌ（当時13歳）と交配したヘルシーベルが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は川上悦夫。戦績は、中央平地1戦0勝、地方43戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2008年の3歳以上D7三。

経歴

デビュー前

西塚安夫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2006年）

8月6日、デビュー戦は池田鉄平騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。15頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

9月20日、中5週で迎えた2戦目は、3歳戦のナティーサドル特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田鉄平騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

10月18日、中3週で馬体重を前走から30kg増やして迎えた3戦目は、米田幸治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D6二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた4戦目は、3歳以上D7三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で米田幸治騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

11月14日、中1週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた5戦目は、武藤隆一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D8一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上D8三（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で武藤隆一騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上D8二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で武藤隆一騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

4歳（2007年）

1月4日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上D7（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で武藤隆一騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

1月16日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上D7一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で武藤隆一騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず11着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上D8一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で武藤隆一騎手（5戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上D5三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で武藤隆一騎手（6戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

2月21日、連闘で迎えた12戦目は、4歳以上D5一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で武藤隆一騎手（7戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上D7二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で武藤隆一騎手（8戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したウインリアライズを捕まえ切れず、6馬身差の2着となった。

3月20日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上D8一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で武藤隆一騎手（9戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上D7二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で武藤隆一騎手（10戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

4月17日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上D6一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で武藤隆一騎手（11戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は減速してしまい9着に終わった。

5月8日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上D5一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で武藤隆一騎手（12戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

5月22日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上D5一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で武藤隆一騎手（13戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のコスモストラテジーを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

6月6日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上D4一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で武藤隆一騎手（14戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は一杯になって6着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上D4一（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で武藤隆一騎手（15戦1勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上D3一（姫路ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は17戦連続で武藤隆一騎手（16戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、サンユウラムタラにアタマ差交わされて2着に惜敗した。

7月16日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上D3二（姫路ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で武藤隆一騎手（17戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

7月26日、中0週で迎えた23戦目は、4歳以上D3三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で武藤隆一騎手（18戦1勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って9着に敗れた。

8月13日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上D3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で武藤隆一騎手（19戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、マイルズドラーに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

8月23日、中0週で迎えた25戦目は、3歳以上D3一（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は21戦連続で武藤隆一騎手（20戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって7着に敗れた。

9月24日、中4週で迎えた26戦目は、3歳以上D5一（園田ダート1230m 雨/良）に出走。鞍上は22戦連続で武藤隆一騎手（21戦1勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

10月4日、中0週で迎えた27戦目は、3歳以上D4一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は23戦連続で武藤隆一騎手（22戦1勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい7着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上D5一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は24戦連続で武藤隆一騎手（23戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上D4二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は25戦連続で武藤隆一騎手（24戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は垂れてしまい9着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上D4一（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は26戦連続で武藤隆一騎手（25戦1勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上D4二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は27戦連続で武藤隆一騎手（26戦1勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた32戦目は、3歳以上D3一（園田ダート1230m 曇/重）に出走。鞍上は28戦連続で武藤隆一騎手（27戦1勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

5歳（2008年）

1月3日、中2週で迎えた33戦目は、4歳以上D6一（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は29戦連続で武藤隆一騎手（28戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

1月16日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上D3一（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。鞍上は30戦連続で武藤隆一騎手（29戦1勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

1月25日、連闘で迎えた35戦目は、4歳以上D5一（園田ダート1230m 曇/重）に出走。鞍上は31戦連続で武藤隆一騎手（30戦1勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

4月3日、中9週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた36戦目は、4歳以上D4一（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は32戦連続で武藤隆一騎手（31戦1勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

4月16日、中1週で迎えた37戦目は、瀬沢宙騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D5二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

5月8日、中2週で迎えた38戦目は、4歳以上D5一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は武藤隆一騎手（32戦1勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

6月4日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた39戦目は、4歳以上D5四（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で武藤隆一騎手（33戦1勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

10月7日、約4か月の休養明けで迎えた40戦目は、茶畑雄誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D8一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた41戦目は、伊藤晋一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D8一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では稟性の闘争心でゴールまでタレずに走り切り、3着を確保した。

11月3日、中1週で迎えた42戦目は、サンテレビ賞（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は茶畑雄誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた43戦目は、3歳以上D8二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で茶畑雄誠騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた44戦目は、3歳以上D7三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で茶畑雄誠騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコウエイサザンカに9馬身の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。