デンコウタカミー（2014年生、母デンコウキララ）

デンコウタカミー（2014年5月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋高み、向上心」。毛色は栗毛。種牡馬のアグネスデジタル（当時17歳）と交配したデンコウキララが9歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は赤田牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方36戦6勝2着7回。主な勝ち鞍は2018年の一般C3-2。

経歴

デビュー前

坂口正則厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2017年）

1月28日、デビュー戦は丸田恭介騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は518kg。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

3月5日、中4週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず13着に終わった。

3月26日、中2週で迎えた3戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1900m 小雨/稍重）に出走。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では見所を作れず15着に終わった。

4月29日、中4週で迎えた4戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では伸びを欠き16着に終わった。

6月3日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

6月24日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の梨誕生日おめでと特別（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岡村卓弥騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

7月16日、連闘で迎えた8戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岡村卓弥騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では弾けるように疾駆したが、ユメノカヨヒヂに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

7月22日、連闘で迎えた9戦目は、3歳戦の横山・久保田感謝特別（高知ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡村卓弥騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では豪脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のクリスティヴィッツに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月5日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡村卓弥騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

8月26日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦のシイノトモシビタケ特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岡村卓弥騎手（6戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

9月2日、連闘で迎えた12戦目は、あんきら!?競争曲特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で岡村卓弥騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月9日、連闘で迎えた13戦目は、3歳戦の土佐一絃琴特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で岡村卓弥騎手（8戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、勝ったアンジーに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

9月20日、中1週で迎えた14戦目は、林謙佑騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

9月30日、中0週で迎えた15戦目は、一般C3イ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（9戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のバトルセキトバに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月8日、連闘で迎えた16戦目は、一般C3 15（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手（10戦2勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

11月4日、中3週で迎えた17戦目は、一般C3 12（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡村卓弥騎手（11戦2勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた18戦目は、中津渓谷特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岡村卓弥騎手（12戦2勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3 11（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は林謙佑騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

12月13日、中1週で迎えた20戦目は、徳島県うずしお特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（13戦2勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

12月20日、連闘で迎えた21戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は林謙佑騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るウインクリーヴを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月31日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（14戦2勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、抜け出したトウカイジュリアを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

4歳（2018年）

1月14日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手（15戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸びを見せたが、勝ったカグヤリベルテにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

1月23日、連闘で迎えた24戦目は、一般C3-4（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は林謙佑騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

2月6日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3-5（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（16戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、勝ったセルリアンアピチェに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

2月11日、連闘で迎えた26戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手（17戦2勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

2月27日、中1週で迎えた27戦目は、木村直輝騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

3月5日、連闘で迎えた28戦目は、一般C3-3（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（18戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったノーブルサイレンスに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3月13日、連闘で迎えた29戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手（19戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のチャリスウェルに2馬身半の差をつけて制した。

3月25日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2-6（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡村卓弥騎手（20戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったリュウノマジックに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

4月8日、中1週で迎えた31戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で岡村卓弥騎手（21戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のエイシンジャドゥーに3馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

4月22日、中1週で迎えた32戦目は、ツツジ特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡村卓弥騎手（22戦4勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

5月27日、中4週で迎えた33戦目は、一般C3-2（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で岡村卓弥騎手（23戦4勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

6月3日、連闘で迎えた34戦目は、一般C2ハ C3ハ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で岡村卓弥騎手（24戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

6月10日、連闘で迎えた35戦目は、一般C3-2（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で岡村卓弥騎手（25戦4勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

6月24日、中1週で迎えた36戦目は、一般C3-2（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で岡村卓弥騎手（26戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして、最後は2着のピティヴィエを半馬身振り切って6勝目を奪取した。

7月9日、中1週で迎えた37戦目は、一般C2-5（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で岡村卓弥騎手（27戦5勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

7月15日、連闘で迎えた38戦目は、小原競馬デビュー特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で岡村卓弥騎手（28戦5勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

7月21日、連闘で迎えた39戦目は、一般C2-6（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で岡村卓弥騎手（29戦5勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた40戦目は、一般C2-5（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は林謙佑騎手（4戦1勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。