ターチャンコウコウ(2006年生、母オートマリリン)

Tachan Koko

2006.02.24

ターチャンコウコウ(2006年2月24日)は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のレギュラーメンバー(当時9歳)と交配したオートマリリンが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は(有)広富牧場。戦績は、地方34戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2009年の3歳。

経歴

デビュー前

山下清厩舎(佐賀)へ入厩。

2歳(2008年)

7月5日、デビュー戦は山口勲騎手を鞍上に据えて、2歳戦のルーキーステージ佐賀ダート900m 曇/不良)に出走。馬体重は469kg。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず3着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた2戦目は、2歳佐賀ダート900m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手(1戦0勝)。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シンセイポイントに交わされて1馬身差の2着となった。

8月2日、中1週で迎えた3戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、2歳佐賀ダート1300m 晴/良)に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

9月14日、中5週で迎えた4戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアゲインステージ佐賀ダート1400m 曇/良)に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた5戦目は、2歳佐賀ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は山口勲騎手(2戦0勝)。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

10月12日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のアゲインステージ佐賀ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手(3戦0勝)。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。

12月20日、中9週で馬体重を前走から26kg増やして迎えた7戦目は、2歳佐賀ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手(4戦0勝)。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

3歳(2009年)

1月4日、中1週で迎えた8戦目は、3歳佐賀ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手(5戦0勝)。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

1月24日、中2週で迎えた9戦目は、3歳佐賀ダート1400m 雪/良)に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手(6戦0勝)。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に敗れた。

2月11日、中2週で迎えた10戦目は、3歳佐賀ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は6戦連続で山口勲騎手(7戦0勝)。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

2月28日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた11戦目は、3歳佐賀ダート1400m 曇/重)に出走。鞍上は7戦連続で山口勲騎手(8戦0勝)。5頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて3着に敗れた。

3月20日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた12戦目は、3歳佐賀ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は8戦連続で山口勲騎手(9戦0勝)。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

4月5日、中1週で迎えた13戦目は、3歳佐賀ダート1400m 曇/重)に出走。鞍上は9戦連続で山口勲騎手(10戦0勝)。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

5月4日、中3週で迎えた14戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のかささぎ特選 ( 時佐賀登録)佐賀ダート1400m 雨/良)に56kgの斤量を背負って出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

5月23日、中2週で迎えた15戦目は、権藤学騎手を鞍上に迎えて、3歳佐賀ダート1400m 曇/稍重)に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた16戦目は、3歳佐賀ダート1400m 曇/不良)に出走。鞍上は山口勲騎手(11戦0勝)。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に終わった。

6月21日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた17戦目は、2歳戦のかささぎ特選 ( 時佐賀登録)佐賀ダート1400m 雨/稍重)に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手(12戦0勝)。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したモダンローズを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

7月4日、中1週で迎えた18戦目は、3歳佐賀ダート1300m 曇/稍重)に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手(13戦0勝)。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマイネビアンカを捕まえ切れず、5馬身差の2着に敗北した。

7月19日、中1週で迎えた19戦目は、3歳佐賀ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手(14戦0勝)。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したメイショウマカルーを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

8月2日、中1週で迎えた20戦目は、3歳佐賀ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手(15戦0勝)。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のゴッドソニックに8馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月15日、中1週で迎えた21戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳佐賀ダート1400m 曇/不良)に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のマイネルセラフィムをクビ差振り切って2勝目をゲットした。

8月30日、中1週で迎えた22戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の佐賀城特別佐賀ダート1750m 曇/良)に出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

9月22日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた23戦目は、3歳KJ2のロータスクラウン賞佐賀ダート1800m 雨/良)に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手(1戦0勝)。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず10着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上C1-7佐賀ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は山口勲騎手(16戦1勝)。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るトーホクハルカゼを上がり0位の末脚でハナ差だけ差し切ってファンの期待に応えた。

10月24日、中1週で迎えた25戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-4佐賀ダート1400m 晴/良)に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

10月31日、連闘で迎えた26戦目は、3歳以上C1-4佐賀ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手(1戦1勝)。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が鈍り8着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上C1-9佐賀ダート1400m 曇/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手(2戦1勝)。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に終わった。

11月22日、連闘で迎えた28戦目は、エトワールカップ佐賀ダート1400m 小雨/稍重)に出走。鞍上は山口勲騎手(17戦2勝)。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上C1-9佐賀ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手(3戦1勝)。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

12月13日、連闘で迎えた30戦目は、3歳以上C1-5佐賀ダート1400m 曇/稍重)に出走。鞍上は山口勲騎手(18戦2勝)。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

4歳(2010年)

1月4日、中2週で迎えた31戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-6佐賀ダート1400m 晴/良)に出走。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。

1月30日、中3週で迎えた32戦目は、3歳以上C1-5佐賀ダート1400m 曇/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で田中直人騎手(1戦0勝)。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた33戦目は、3歳以上C1-5佐賀ダート1400m 雨/不良)に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手(4戦1勝)。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

2月20日、連闘で迎えた34戦目は、3歳以上C1-5佐賀ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は田中直人騎手(2戦0勝)。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず10着に終わった。