シンキングファーザ（2020年生、母コグノセンティ）

シンキングファーザ（2020年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+父母名」。毛色は栗毛。種牡馬のフリオーソ（当時16歳）と交配したコグノセンティが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は浜口牧場。主な勝ち鞍は2023年のあと10日! 第107期騎手候補生募集。

経歴

デビュー前

田島俊明厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

12月4日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。15頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し緩いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に敗れた。

3歳（2023年）

2月11日、中9週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り11着に終わった。

4月9日、中7週で迎えた3戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

5月30日、中6週で迎えた4戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインベスト特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったマテリアルガールに詰め切れず、9馬身差の2着となった。

7月15日、中6週で迎えた5戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 雨/稍重）に出走。15頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

9月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、山中悠希騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

10月23日、中3週で迎えた7戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山中悠希騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のあと10日! 第107期騎手候補生募集（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山中悠希騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカウノスライトに約12馬身の大差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月30日、中2週で迎えた9戦目は、田中力騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2四五（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山中悠希騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシュネーガッツに6馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

4歳（2024年）

1月16日、中3週で迎えた11戦目は、推しを探せ!萌え萌え!デジたん記念（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山中悠希騎手（4戦2勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい8着に終わった。

5月28日、約4か月半の休養明けで迎えた12戦目は、馬い!八幡平バイオレット記念（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山中悠希騎手（5戦2勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

6月27日、中3週で迎えた13戦目は、一般C2二三四イ（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山中悠希騎手（6戦2勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい8着に敗れた。

7月20日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2四五（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山中悠希騎手（7戦2勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦したが、3着に終わった。

8月28日、中5週で迎えた15戦目は、一般C2四五（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山中悠希騎手（8戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は一杯になって7着に敗れた。