キタサンジュリアン（1999年生、母ハセノフラッグ）

キタサンジュリアン（1999年4月1日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時12歳）と交配したハセノフラッグが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は古川優。戦績は、中央平地12戦1勝、地方6戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は2002年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

中島敏文厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2002年）

4月20日、デビュー戦は菊沢隆徳騎手を鞍上に据えて、3歳未出走（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、5着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた2戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、3歳未出走（新潟ダート1200m 小雨/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

6月2日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。17頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、5着を確保した。

7月6日、中4週で迎えた4戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るサダムニチリンを上がり2位の末脚でアタマ差だけ差し切って未勝利戦を制した。

7月27日、中2週で迎えた5戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず16着に終わった。

9月28日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1000m 雨/稍重）に出走。18頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月12日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた7戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下の岩谷特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

11月2日、中2週で迎えた8戦目は、梶晃啓騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に敗れた。

11月17日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で梶晃啓騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

4歳（2003年）

1月25日、中9週で迎えた10戦目は、金子光希騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が衰えて13着に終わった。

7月7日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた11戦目は、天間昭一騎手を鞍上に迎えて、七夕特別（高崎ダート1500m 雨/不良）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。

8月3日、中3週で迎えた12戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下の五泉特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で天間昭一騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に終わった。

8月23日、中2週で迎えた13戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

10月23日、中8週で迎えた14戦目は、成清幸紀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-2（園田ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたアルマゲドン決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

11月6日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C4-1（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で成清幸紀騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C4-2（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で成清幸紀騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に敗れた。

12月2日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C3-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で成清幸紀騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

12月16日、中1週で迎えた18戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。