ハッピーパーティー（2014年生、母ハッピーディレンマ）

ハッピーパーティー（2014年4月7日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「楽しいパーティー」。毛色は芦毛。種牡馬のクロフネ（当時16歳）と交配したハッピーディレンマが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）笹地牧場。戦績は、中央平地10戦0勝、地方10戦5勝2着1回。主な勝ち鞍は2018年のやっぱ!「深谷ねぎ」で賞(一般C2十十一)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、笹地牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

小西一男厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

9月4日、デビュー戦は野中悠太郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は440kg。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

10月10日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京ダート1400m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で野中悠太郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

3歳（2017年）

1月28日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg戻して迎えた3戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。

2月12日、中1週で迎えた4戦目は、義英真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/重）に出走。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

4月23日、中9週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は野中悠太郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。

5月14日、中2週で迎えた6戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。15頭立ての6番人気で大外15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり11着に敗れた。

6月4日、中2週で迎えた7戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

6月25日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

7月30日、中4週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は野中悠太郎騎手（3戦0勝）。15頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

8月19日、中2週で迎えた10戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく13着に敗れた。

9月16日、中3週で迎えた11戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、一般C2十四（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。5頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したソードヴァルキリーを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗れた。

9月23日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2十四（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアヤシを次元の違う末脚でハナ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

10月1日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のレオフェアリーに2馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

10月16日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で南郷家全騎手（3戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のラヴァーゴールドに4馬身の差をつけて断然人気に応えた。

11月23日、中4週で迎えた15戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るシャープセンスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

12月15日、中2週で迎えた16戦目は、井上幹太騎手を鞍上に迎えて、39thホワイトクリスマス賞（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

12月21日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2十（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上幹太騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず11着に敗れた。

4歳（2018年）

1月12日、中2週で迎えた18戦目は、やっぱ!「深谷ねぎ」で賞（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は柏木健宏騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、不屈の闘争本能で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のミスノブタに1馬身の差をつけて制した。

1月29日、中1週で迎えた19戦目は、保園翔也騎手を鞍上に迎えて、ハコフグ記念（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた20戦目は、遠足の聖地ひだか賞（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は柏木健宏騎手（2戦2勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず8着に敗れた。