レットウッドエル（1995年生、母レットウッド）

レットウッドエル（1995年5月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のナスルエルアラブ（当時10歳）と交配したレットウッドが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は白井牧場。戦績は、地方24戦13勝2着3回。主な勝ち鞍は1999年の佐賀競馬リーディングジョッキー特別。

経歴

デビュー前

若松平厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1997年）

12月18日、デビュー戦は佐々木明美騎手を鞍上に据えて、3歳（門別ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は488kg。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったエレガントレディから半馬身差の2着となった。

12月30日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木明美騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3歳（1998年）

4月8日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、4歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木明美騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったペイハイドンから1馬身半差の2着となった。

4月15日、連闘で迎えた4戦目は、4歳（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木明美騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月23日、連闘で迎えた5戦目は、4歳（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木明美騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のモルフェロゼに半馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月30日、連闘で迎えた6戦目は、4歳（札幌(地)ダート1100m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木明美騎手（5戦1勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月19日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、柳沢好美騎手を鞍上に迎えて、4歳（札幌(地)ダート1100m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月2日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた8戦目は、4歳（札幌(地)ダート1100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柳沢好美騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のスピードメモリをクビ差制して2勝目をマークした。

6月11日、連闘で迎えた9戦目は、3歳戦の大通公園特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柳沢好美騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。3着に入った。

6月23日、中1週で迎えた10戦目は、4歳（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柳沢好美騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のアダチマックワンに3馬身の差をつけて勝利をモノにする

7月30日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、一般D3（旭川ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は佐々木明美騎手（6戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた12戦目は、一般D3（旭川ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は柳沢好美騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた13戦目は、一般D3（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は佐々木明美騎手（7戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月17日、中6週で迎えた14戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るシルバームラマサを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて4勝目を手にした。

11月7日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミツナリに7馬身の差をつけて勝利をモノにする

11月16日、連闘で迎えた16戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のプリメールに7馬身の差をつけて6勝目を手に入れた。

12月13日、中3週で迎えた17戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で長田進仁騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコガネマウントに9馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4歳（1999年）

1月5日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で長田進仁騎手（4戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマルイチダンサーに5馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

1月24日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で長田進仁騎手（5戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマスコットグラマンに5馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

2月8日、中1週で迎えた20戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、佐賀競馬ジョッキーズグランプリファイナル千部賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサンダーゲイトに6馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

3月6日、中3週で迎えた21戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（6戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のトップグラマーに6馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

3月22日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（7戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のユウケイノーザンに2馬身半の差をつけて驚異の9連勝を決めた。

4月25日、中4週で迎えた23戦目は、佐賀競馬リーディングジョッキー特別（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（8戦8勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコトブキガーデンに5馬身の差をつけて10連勝を達成した。

6月11日、中6週で迎えた24戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般B3五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、トチノクリークに3/4馬身交わされて2着に敗北した。