ブレイクザレコード（1997年生、母ケイキロク）

ブレイクザレコード（1997年3月23日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のソヴィエトスター（当時13歳）と交配したケイキロクが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地10戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2000年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

二ノ宮敬宇厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

1月29日、デビュー戦は的場均騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、勝ったチゴイネルワイゼンにねじ伏せられて4馬身差の2着に敗北した。

2月19日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳新馬（東京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（1戦0勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、アグネスヴァーチに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

3月12日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で的場均騎手（2戦0勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて13番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、かなりのハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして、最後は2着のカイジンルビーに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

4月15日、中4週で迎えた4戦目は、4歳500万下（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で的場均騎手（3戦1勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

5月28日、中5週で迎えた5戦目は、4歳500万下のガーベラ賞（東京芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で的場均騎手（4戦1勝）。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に終わった。

6月18日、中2週で迎えた6戦目は、F.サンチェス騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のひばり特別（東京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

7月9日、中2週で迎えた7戦目は、4歳500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でF.サンチェス騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

8月12日、中4週で迎えた8戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。

5歳（2002年）

9月1日、約25か月の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた9戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌芝1200m 曇/良）に出走。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた10戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。