タツタヒメ（2008年生、母ソングオブティアーズ）

タツタヒメ（2008年3月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「竜田姫。秋の神」。毛色は栗毛。種牡馬のキングヘイロー（当時13歳）と交配したソングオブティアーズが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）日高大洋牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方25戦1勝。

経歴

デビュー前

2歳のとき、日高大洋牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

尾関知人厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

9月4日、デビュー戦は宮崎北斗騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌ダート1700m 晴/稍重）に出走。馬体重は414kg。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

9月25日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（札幌芝1500m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で宮崎北斗騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

10月16日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

3歳（2011年）

4月10日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から41kg戻して迎えた4戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。10着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺博文騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月1日、連闘で迎えた6戦目は、3歳（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺博文騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のばら祭シリーズトップモード（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺博文騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月22日、連闘で迎えた8戦目は、3歳（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺博文騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた9戦目は、岡崎準騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月13日、連闘で迎えた10戦目は、3歳（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月19日、連闘で迎えた11戦目は、3歳（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺博文騎手（6戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

7月2日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺博文騎手（7戦0勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月10日、連闘で迎えた13戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺博文騎手（8戦0勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月25日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺博文騎手（9戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月1日、連闘で迎えた15戦目は、3歳戦の福山・高知連携魚屋万蔵宅シリーズ十四戦（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺博文騎手（10戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦の福山・高知連携対潮楼シリーズ六戦（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で渡辺博文騎手（11戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月20日、連闘で迎えた17戦目は、3歳戦の福山・高知連携対潮楼シリーズ八戦（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で渡辺博文騎手（12戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月29日、連闘で迎えた18戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で渡辺博文騎手（13戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月23日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた19戦目は、石本純也騎手を鞍上に迎えて、一般C3-9（高知ダート1300m 晴/重）に出走。6頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のカイシュウウルフに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月22日、中3週で迎えた20戦目は、一般C3 11（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石本純也騎手（1戦1勝）。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見せ場なく3着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた21戦目は、実里の三十歳記念特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石本純也騎手（2戦1勝）。5頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず3着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で石本純也騎手（3戦1勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で石本純也騎手（4戦1勝）。5頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい3着に終わった。

12月10日、連闘で迎えた24戦目は、田野二十三士公園特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で石本純也騎手（5戦1勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

12月18日、連闘で迎えた25戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で石本純也騎手（6戦1勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で石本純也騎手（7戦1勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

4歳（2012年）

1月7日、連闘で迎えた27戦目は、一般C3ハ（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で石本純也騎手（8戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

1月16日、連闘で迎えた28戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 小雨/良）に出走。鞍上は10戦連続で石本純也騎手（9戦1勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に終わった。