カタトラゴット（1986年生、母トキノカタトラ）

カタトラゴット（1986年5月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のイエローゴツド（当時19歳）と交配したトキノカタトラが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は山内常夫。戦績は、中央平地2戦1勝2着1回、地方13戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は1989年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

古山良司厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1989年）

4月22日、デビュー戦は安田富男騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は530kg。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のウェルギリウスをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

5月20日、中3週で迎えた2戦目は、4歳400万下（東京芝1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安田富男騎手（1戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったダイワゲーリックに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

5歳（1991年）

7月30日、約26か月半の休み明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた3戦目は、恵多谷豊騎手を鞍上に迎えて、雄冬特別（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月8日、連闘で迎えた4戦目は、ニッポンハム特別（岩見沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で恵多谷豊騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月17日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、藤倉寛幸騎手を鞍上に迎えて、丸井今井特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月25日、連闘で迎えた6戦目は、藻岩特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤倉寛幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた7戦目は、義経特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤倉寛幸騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

10月31日、中2週で迎えた8戦目は、江差特別（函館(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤倉寛幸騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったアサブキロイヤルから1馬身半差の2着となった。

11月11日、中1週で迎えた9戦目は、ユニークショップつしま特別（函館(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で藤倉寛幸騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のカネマサジェントに2馬身半の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。

6歳（1992年）

10月1日、約11か月の休養明けで迎えた10戦目は、駒園特別（岩見沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤倉寛幸騎手（5戦1勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月21日、中2週で迎えた11戦目は、雉ヶ森特別（岩見沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で藤倉寛幸騎手（6戦1勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。11着に敗れた。

7歳（1993年）

4月14日、約6か月の休養明けで迎えた12戦目は、柏林台特別（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で藤倉寛幸騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のイブキノキャニオンに2馬身の差をつけて久しぶりの実戦を物にした。

5月3日、中2週で迎えた13戦目は、納沙布岬特別（帯広ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で藤倉寛幸騎手（8戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月12日、連闘で迎えた14戦目は、歯舞特別（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で藤倉寛幸騎手（9戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のアルバタックスに約13馬身の大差をつけて勝利をモノにする

5月27日、中1週で迎えた15戦目は、奈井江特別（岩見沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で藤倉寛幸騎手（10戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。