タムロドリーム（2016年生、母タムロウイング）

タムロドリーム（2016年3月7日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋応援するファンの夢を叶える走りをするように」。毛色は鹿毛。種牡馬のジャスタウェイ（当時7歳）と交配したタムロウイングが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）宮内牧場。戦績は、中央平地3戦1勝。主な勝ち鞍は2018年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ディスティニーファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって594万円で落札された。2歳のとき、日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、谷口屯によって1,134万円で落札された。

西園正都厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2018年）

8月12日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、凄まじいハイペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではにじり寄るように前との差を詰めて、最後は2着のタマモメイトウをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

9月2日、中2週で迎えた2戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の小倉2歳ステークス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

9月29日、中3週で迎えた3戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのカンナステークス（中山芝1200m 外回り小雨/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい9着に終わった。

3歳（2019年）

2月16日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のかささぎ賞（小倉芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい15着に終わった。

5月5日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では末脚にキレが無く16着に終わった。

7月27日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚が振るわず15着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた7戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（小倉芝1800m 曇/良）に49kgの軽斤量で出走。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り13着に終わった。

9月7日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神芝1600m 外回り晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で亀田温心騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って13着に終わった。

9月16日、連闘で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に49kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で亀田温心騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に終わった。

2019年9月18日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。