サンライトロイヤル（1987年生、母ヒダカカムイ）

経歴

デビュー前

星川薫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1990年）

5月5日、デビュー戦は菅谷正巳騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（京都ダート1400m 雨/不良）に出走。馬体重は524kg。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

8月11日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、加用正騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず12着に終わった。

9月8日、中3週で迎えた3戦目は、上籠勝仁騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のワンダーサンワードを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

9月23日、中1週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上籠勝仁騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。

10月14日、中2週で迎えた5戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝2000m 曇/重）に出走。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず14着に敗れた。

11月3日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキャロットに6馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

12月2日、中3週で迎えた7戦目は、4歳以上900万下の矢作川特別（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で本田優騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のトニーサトラを半馬身振り切って3勝目をゲットした。

4歳（1991年）

1月20日、中6週で迎えた8戦目は、北山ステークス（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で本田優騎手（3戦2勝）。15頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く14着に終わった。

2月10日、中2週で迎えた9戦目は、橿原ステークス（京都ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で本田優騎手（4戦2勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩やかなペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい12着に終わった。

7月13日、約5か月の休養明けで迎えた10戦目は、4歳以上900万下のオーロラ特別（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で本田優騎手（5戦2勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた11戦目は、関口睦介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の層雲峡特別（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、タマモモノノフにクビ差交わされて2着となった。

8月11日、中1週で迎えた12戦目は、猿橋重利騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の潮騒特別（函館ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた13戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の函館日刊スポーツ杯（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は本田優騎手（6戦2勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた14戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のみなみ北海道ステークス（函館芝2500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（7戦2勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

10月12日、中4週で迎えた15戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の愛宕特別（京都ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で本田優騎手（8戦2勝）。15頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、少し緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて、最後は2着のスズカケンホウに2馬身の差をつけて4勝目を獲得した。

11月3日、中2週で迎えた16戦目は、テレビ静岡賞（東京ダート2100m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で本田優騎手（9戦3勝）。15頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、一歩一歩着実に末脚を伸ばして、最後は2着のタマモモノノフに2馬身の差をつけて5勝目をつかんだ。

5歳（1992年）

6月21日、約7か月半の休み明けで迎えた17戦目は、エルムステークス（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で本田優騎手（10戦4勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

6月28日、連闘で迎えた18戦目は、白樺賞（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で本田優騎手（11戦4勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

7月12日、中1週で迎えた19戦目は、ハンデ戦の報知杯大雪ハンデキャップ（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で本田優騎手（12戦4勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

6歳（1993年）

1月9日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた20戦目は、雅ステークス（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で本田優騎手（13戦4勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

9月21日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg戻して迎えた21戦目は、松田路博騎手を鞍上に迎えて、ニッポンハム特別（札幌(地)ダート1100m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月12日、中2週で迎えた22戦目は、カートピアジャンボ特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松田路博騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた23戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、知床特別（帯広ダート1800m 曇/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のビューテーフジエスをクビ差制して久しぶりに美酒を浴びた。

11月17日、中2週で迎えた24戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、幌尻岳特別（帯広ダート1800m 曇/重）に出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。