タカミツリーヴァ（1998年生、母スイートレベツカ）

タカミツリーヴァ（1998年3月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のロドリゴデトリアーノ（当時9歳）と交配したスイートレベツカが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）荒井牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方21戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2001年の3歳B1。

経歴

デビュー前

1歳のとき、荒井牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」と「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。2歳のとき、坂東牧場から「プレミア3歳トレーニングセールサラブレッド3歳」に上場され、高橋光雄によって640.5万円で落札された。

高市圭二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2000年）

9月2日、デビュー戦は増沢由貴子騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は422kg。15頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず9着に終わった。

9月23日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で増沢由貴子騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

3歳（2001年）

3月18日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

4月22日、中4週で迎えた4戦目は、田嶋翔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は橋本広喜騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のヒスイフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本広喜騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月21日、中9週で迎えた7戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

9月12日、中7週で迎えた8戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、3歳C（新潟(地)ダート1000m 曇/稍重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスグランドコーホから1馬身差の2着に敗北した。

9月22日、中0週で迎えた9戦目は、3歳C（新潟(地)ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のパワーアリダーに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月27日、中4週で迎えた10戦目は、3歳C1（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月23日、中3週で迎えた11戦目は、3歳B1（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のミスグランドコーホに2馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。

12月5日、中1週で迎えた12戦目は、ハンデ戦の3歳B（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で向山牧騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月15日、中0週で迎えた13戦目は、3歳B1（新潟(地)ダート1600m 雪/不良）に出走。鞍上は6戦連続で向山牧騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた14戦目は、3歳B2（新潟(地)ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で向山牧騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（2002年）

4月22日、約3か月半の休養明けで迎えた15戦目は、宮下康一騎手を鞍上に迎えて、一般C5ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた16戦目は、一般C5ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下康一騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた17戦目は、一般C5ニ（上山ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮下康一騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた18戦目は、一般C5（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮下康一騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のニシノランタナをクビ差制して1着ゴールを果たした。

6月16日、中1週で迎えた19戦目は、一般C5ニ（上山ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で宮下康一騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた20戦目は、一般C5ロ（上山ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で宮下康一騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた21戦目は、三浦誠騎手を鞍上に迎えて、一般C5（上山ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた22戦目は、一般C5ロ（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は宮下康一騎手（6戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったミヤビホーオーから1馬身半差の2着となった。

8月18日、中2週で迎えた23戦目は、一般C5ハ（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下康一騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた24戦目は、ニットー商事杯（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮下康一騎手（8戦1勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた25戦目は、一般C5イ（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で宮下康一騎手（9戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月1日、中1週で迎えた26戦目は、一般C5ハ（上山ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で宮下康一騎手（10戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた27戦目は、渡邊一道騎手を鞍上に迎えて、ワンカップ大内記念（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。