スマノキヤツプ（1986年生、母ダンシングライン）

スマノキヤツプ（1986年5月5日）は、日本の競走馬。品種はアングロアラブで、毛色は黒鹿毛。種牡馬のスマノダイドウ（当時16歳）と交配したダンシングラインが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）オリエント牧場。戦績は、地方20戦6勝2着3回。主な勝ち鞍は1988年の背振賞。

経歴

デビュー前

井樋榮厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（1988年）

8月16日、デビュー戦は北村欣也騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（佐賀ダート900m 晴/不良）に出走。馬体重は430kg。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のスイセイトウカイに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月27日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のホクトキンリユウに3馬身の差をつけて2勝目を収める

10月3日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったワカクスボーイからアタマ差の2着となった。

10月15日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた4戦目は、2歳戦の背振賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は北村欣也騎手（2戦2勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月31日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦の背振賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（3戦2勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のはがくれ賞トライアル（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村欣也騎手（4戦2勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月10日、中3週で迎えた7戦目は、2歳戦の背振賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で北村欣也騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のテンマスイセイに1馬身半の差をつけて3勝目を収める

12月27日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦の背振賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で北村欣也騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のガールハンターに2馬身の差をつけて制した。

3歳（1989年）

1月23日、中3週で迎えた9戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で北村欣也騎手（7戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったスイスイボーイから1馬身半差の2着に敗北した。

4歳（1990年）

10月16日、約21か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた10戦目は、高岡秀行騎手を鞍上に迎えて、トレニア特別（函館(地)ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた11戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、野菊特別（函館(地)ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月7日、連闘で迎えた12戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、白菊特別（函館(地)ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

5歳（1991年）

4月23日、約5か月半の休養明けで迎えた13戦目は、アラ系一般D（帯広ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は高岡秀行騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のタイガーシヤインに2馬身の差をつけて休養明け初戦を物にした。

5月5日、中1週で迎えた14戦目は、若竹特別（帯広ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高岡秀行騎手（2戦1勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月14日、連闘で迎えた15戦目は、のいちご特別（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高岡秀行騎手（3戦1勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系一般C D（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高岡秀行騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6月13日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系一般C D（旭川ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で高岡秀行騎手（5戦1勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

6歳（1992年）

3月16日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた18戦目は、野口丈二騎手を鞍上に迎えて、梨花賞（荒尾ダート1900m 雨/不良）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったアステリラッキーから1馬身半差の2着となった。

4月19日、中4週で迎えた19戦目は、梯梧特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野口丈二騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のオーケタイガーに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5月25日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた20戦目は、梨花賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野口丈二騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。競走中止となった。