デュアルテイルズ（2019年生、母デュアルストーリー）

Dual Tales

2019.05.16

デュアルテイルズ（2019年5月16日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサトノアラジン（当時8歳）と交配したデュアルストーリーが20歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2021年の2歳。

経歴

デビュー前

村上頼章厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2021年）

12月24日、デビュー戦は御神本訓史騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は461kg。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を取り、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のケンインパルスをハナ差振り切って初白星を挙げた。

3歳（2022年）

3月11日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、3歳戦のムスカリ特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のパワースレイヴに1馬身1/4の差をつけて勝利を手に入れた。

5月11日、中8週で迎えた3戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳S1の東京プリンセス賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は垂れてしまい16着に敗れた。

7月1日、中6週で迎えた4戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、カイピリーニャ賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

7月28日、中3週で迎えた5戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、ホワイト・レディー賞（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のグランツシチーに2馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

9月6日、中5週で迎えた6戦目は、一般B3六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のレジリエンスブルーに1馬身3/4の差をつけて1番人気に応えた。

11月3日、中7週で迎えた7戦目は、ベテルギウス賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったエアロストリームに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

12月30日、中7週で迎えた8戦目は、乃木坂賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（3戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のアイアンサイズをアタマ差振り切って5勝目を手に入れた。

4歳（2023年）

2月23日、中7週で迎えた9戦目は、アメジスト賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（4戦3勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

4月19日、中7週で迎えた10戦目は、ニュートラック福島賞（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（5戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

9月17日、約5か月の休養明けで迎えた11戦目は、爽籟賞（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は本田正重騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したパルヴニールを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

11月3日、中6週で迎えた12戦目は、SPAT4賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（6戦3勝）。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

12月7日、中4週で迎えた13戦目は、九段坂賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（2戦2勝）。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

5歳（2024年）

1月24日、中6週で迎えた14戦目は、初夢賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（7戦3勝）。15頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。