メイショウハコブネ（2021年生、母ノアビジン）

Meisho Hakobune

2021.03.03

メイショウハコブネ（2021年3月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+方舟。母名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のメイショウボーラー（当時20歳）と交配したノアビジンが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は赤田牧場。主な勝ち鞍は2024年の#異時空旅賞(一般C2八)。

経歴

デビュー前

千田輝彦厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

5月11日、デビュー戦は高杉吏麒騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。18頭立ての17番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

7月14日、中8週で迎えた2戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず10着に終わった。

8月10日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

10月6日、中7週で迎えた4戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、勝ったオメガジャスミンに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

10月13日、連闘で迎えた5戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく5着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた6戦目は、#異時空旅賞（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るディザーブランをアタマ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

11月19日、中2週で迎えた7戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、抜け出したヤマニンビローにハナ差届かず2着に甘んじた。

12月4日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

12月18日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

4歳（2025年）

3月18日、約3か月の休養明けで迎えた10戦目は、一般C1四（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で村上忍騎手（6戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、タイキクラージュに交わされて1馬身3/4差の2着となった。

3月30日、中1週で迎えた11戦目は、一般C1三（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で村上忍騎手（7戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、トミケンプラセールに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

4月13日、中1週で迎えた12戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、岩手伝統工芸 秀衡塗賞（水沢ダート1600m 小雨/良）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は減速してしまい11着に敗れた。

4月27日、中1週で迎えた13戦目は、岩手伝統工芸 浄法寺塗賞（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（8戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

5月7日、中0週で迎えた14戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（9戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（10戦1勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり7着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた16戦目は、坂井瑛音騎手を鞍上に迎えて、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

デビュー前

菅原勲厩舎（岩手）へ入厩。

6月15日、デビュー戦は坂井瑛音騎手を鞍上に据えて、一般C1（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての7番ゲートからスタート。出走取消となった。

6月24日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井瑛音騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のリベリアンガールに2馬身半の差をつけて2勝目をマークした。

7月8日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井瑛音騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

7月29日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1一（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井瑛音騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて6着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた20戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、おトクにPLAYオッズパーク賞（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた21戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C1（盛岡ダート1000m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったゴレイジョウに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

9月9日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は坂井瑛音騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

9月28日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた23戦目は、一般B2（水沢ダート850m 曇/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた24戦目は、夢・希望 未来へ前進（盛岡ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が衰えて10着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた25戦目は、一般B2（盛岡ダート1000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月18日、中2週で迎えた26戦目は、一般C1（盛岡ダート1200m 小雪/良）に出走。鞍上は坂井瑛音騎手（5戦1勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1（水沢ダート850m 曇/稍重）に出走。鞍上は高松亮騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。