メイショウスペード（2003年生、母ミスイメージ）

メイショウスペード（2003年3月30日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋スペード」。毛色は鹿毛。種牡馬のオース（当時7歳）と交配したミスイメージが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は赤田牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方7戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2006年の3歳。

経歴

デビュー前

池添兼雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2005年）

11月5日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず12着に終わった。

11月26日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で大外18番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見せ場を作れず14着に終わった。

12月18日、中2週で迎えた3戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

3歳（2006年）

1月15日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は池添謙一騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。

2月11日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 小雨/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は上野翔騎手（1戦0勝）。18頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、6着に入り込んだ。

6月10日、約4か月の休養明けで迎えた6戦目は、田村太雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

7月2日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（京都芝2400m 外回り曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田村太雅騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた8戦目は、田中克典騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に終わった。

8月15日、中3週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた9戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

9月3日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシゲルドッポダカに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月19日、中1週で迎えた11戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安東章騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したテンザンマークを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

10月14日、中1週で迎えた13戦目は、権藤学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアスカレディーを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

10月28日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で権藤学騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月5日、連闘で迎えた15戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で権藤学騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るアキノトップランを上がり0位の末脚で半馬身差し切って制した。