ブライアンズエース（1993年生、母トシシゲエース）

ブライアンズエース（1993年5月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時8歳）と交配したトシシゲエースが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はWing Farm。戦績は、中央平地19戦0勝、地方29戦5勝2着5回。主な勝ち鞍は1997年の一般C2。

経歴

デビュー前

谷原義明厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1996年）

1月7日、デビュー戦は東信二騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では脚が残っておらず16着に終わった。

1月13日、連闘で迎えた2戦目は、4歳新馬（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東信二騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で東信二騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に敗れた。

2月17日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 雪/良）に出走。鞍上は4戦連続で東信二騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。

3月9日、中2週で迎えた5戦目は、田口大二郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝2200m 外回り晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は力尽きて14着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山芝2200m 外回り曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田口大二郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい16着に終わった。

4月28日、中4週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は東信二騎手（4戦0勝）。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず11着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で東信二騎手（5戦0勝）。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で東信二騎手（6戦0勝）。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。

6月16日、中2週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で東信二騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で東信二騎手（8戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で東信二騎手（9戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。

7月21日、連闘で迎えた13戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で東信二騎手（10戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた14戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で東信二騎手（11戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた15戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で東信二騎手（12戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に終わった。

8月25日、連闘で迎えた16戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で東信二騎手（13戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた17戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で東信二騎手（14戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

9月15日、連闘で迎えた18戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で東信二騎手（15戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

9月21日、連闘で迎えた19戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で東信二騎手（16戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

11月23日、中8週で迎えた20戦目は、小笠原義巳騎手を鞍上に迎えて、4歳C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒロイモーションから半馬身差の2着となった。

12月21日、中3週で迎えた21戦目は、4歳C3（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小笠原義巳騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月30日、連闘で迎えた22戦目は、山本裕次郎騎手を鞍上に迎えて、4歳C3（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（1997年）

8月9日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた23戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本裕次郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったジャパンプログラムから3/4馬身差の2着となった。

8月17日、連闘で迎えた24戦目は、佐藤雅彦騎手を鞍上に迎えて、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったメインフラッグから1馬身差の2着に敗北した。

8月30日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は山本裕次郎騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で山本裕次郎騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のウエストキングに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月28日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山本裕次郎騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた28戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本裕次郎騎手（5戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったロイヤルリュウオーから3/4馬身差の2着に敗北した。

10月18日、連闘で迎えた29戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山本裕次郎騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のエイコウスパートに3/4馬身の差をつけて2勝目を手にした。

11月1日、中1週で迎えた30戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で山本裕次郎騎手（7戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のサンディアンディーに4馬身の差をつけて3勝目を収める

11月15日、中1週で迎えた31戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山本裕次郎騎手（8戦3勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のビッグタイムに3/4馬身の差をつけて4勝目をマークした。

11月23日、連闘で迎えた32戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で山本裕次郎騎手（9戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったヨウコウからハナ差の2着に甘んじた。

12月1日、連闘で迎えた33戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で山本裕次郎騎手（10戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で山本裕次郎騎手（11戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のスイートキャロルに1馬身の差をつけて5勝目を手中に収めた。

5歳（1998年）

9月21日、約9か月半の休養明けで迎えた35戦目は、一般C2（水沢ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は佐藤雅彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた36戦目は、田中隆仁騎手を鞍上に迎えて、区界特別（盛岡芝1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた37戦目は、一般C2（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐藤雅彦騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた38戦目は、一般C2（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は山本裕次郎騎手（12戦5勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた39戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は佐藤雅彦騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。11着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた40戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月27日、中3週で迎えた41戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は山本裕次郎騎手（13戦5勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

6歳（1999年）

1月10日、中1週で迎えた42戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本裕次郎騎手（14戦5勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月18日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた43戦目は、関本秀幸騎手を鞍上に迎えて、一般B2ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月4日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた44戦目は、一般B2イ（上山ダート1700m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で関本秀幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた45戦目は、一般B3ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本秀幸騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた46戦目は、一般B2ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で関本秀幸騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた47戦目は、一般B2ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で関本秀幸騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月28日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた48戦目は、一般B2イ（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で関本秀幸騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。