スイートシャンテ（2012年生、母スイートプルミエル）

スイートシャンテ（2012年4月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋歌う（仏）」。毛色は青鹿毛。種牡馬のブラックホーク（当時18歳）と交配したスイートプルミエルが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡日高町、生産者はシンボリ牧場。戦績は、地方8戦1勝。主な勝ち鞍は2015年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、シンボリ牧場から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

石井勝男厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2015年）

7月21日、デビュー戦は森泰斗騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は441kg。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい6着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

9月11日、中4週で迎えた3戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり7着に終わった。

10月8日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では不屈の闘魂で渋太く粘り込んで先頭に立ち、最後は2着のジャンカルロを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

10月21日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦1勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、3着に入り込んだ。

11月10日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、4着に終わった。

12月9日、中3週で迎えた7戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のポインセチア賞（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に敗れた。

4歳（2016年）

2月17日、中9週で迎えた8戦目は、一般C3六七（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（4戦1勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。