サマーエモーション（2017年生、母ミッドサマーフェア）

経歴

デビュー前

2歳（2019年）

8月25日、デビュー戦は斎藤新騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝2000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は442kg。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

12月28日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天賦の負けじ魂を発揮してゴールまで勇戦し、4着に入った。

3歳（2020年）

1月25日、中3週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山武史騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったアイロンワークスに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

2月23日、中3週で迎えた4戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京芝2200m 雨/不良）に出走。鞍上は斎藤新騎手（1戦0勝）。17頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、6着に終わった。

5月17日、中9週で迎えた6戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2000m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では逸出した伸びを見せたが、ケイアイコブラに半馬身交わされて2着となった。

6月14日、中3週で迎えた7戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、リードを2馬身以上確保して、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のタイセイメガロスに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

6月27日、中1週で迎えた8戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの北斗特別（函館芝1800m 小雨/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラスの恵山特別（函館芝1800m 小雨/良）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで踏ん張ったが、タイセイメガロスに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

8月16日、中4週で迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラスの石狩特別（札幌芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は横山武史騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のケルンキングダムをクビ差振り切ってファンの高評価に応えた。

4歳（2021年）

3月6日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた11戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの八代特別（小倉芝2000m 曇/稍重）に出走。17頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。