シーザーズセレクト（2011年生、母カプリース）

シーザーズセレクト（2011年6月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青毛。種牡馬のヴィクトリー（当時7歳）と交配したカプリースが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は新井昭二。戦績は、地方43戦8勝2着7回。主な勝ち鞍は2015年のジャパンジョッキーズカップ第1戦鎮魂(一般C1)。

経歴

デビュー前

小西重征厩舎（盛岡）へ入厩。

2歳（2013年）

11月11日、デビュー戦は斎藤雄一騎手を鞍上に据えて、2歳C2（盛岡ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は482kg。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るルレーヴドパピヨンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月21日、中5週で迎えた2戦目は、2歳C1二（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ワットロンクンに半馬身交わされて2着に敗北した。

3歳（2014年）

7月14日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、3歳C1一（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

7月26日、中1週で迎えた4戦目は、3歳C1一（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で斎藤雄一騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり6着に敗れた。

8月24日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた5戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で斎藤雄一騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のセイントシンホニーをアタマ差振り切って2勝目を収める

9月7日、中1週で迎えた6戦目は、震災復興子ども達に夢と笑顔を（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で斎藤雄一騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったデルマフジコに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

9月21日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2六（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で斎藤雄一騎手（6戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、パレントゥチェリに交わされて2馬身差の2着となった。

10月6日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で斎藤雄一騎手（7戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして、最後は2着のハナウタに2馬身の差をつけて1番人気に応えた。

10月20日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で斎藤雄一騎手（8戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛追したが、勝ったセイントローズバドに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

11月3日、中1週で迎えた10戦目は、岩手めんこいテレビ賞（盛岡ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で斎藤雄一騎手（9戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮戦したが、勝ったセイントローズバドに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

11月17日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で斎藤雄一騎手（10戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

12月1日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で斎藤雄一騎手（11戦3勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったビューロクラートに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

12月15日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で斎藤雄一騎手（12戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に差を詰めて、最後は2着のブラックグランデを3/4馬身振り切って1着ゴールを果たした。

12月30日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で斎藤雄一騎手（13戦4勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るパープルヘイズを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4歳（2015年）

1月12日、中1週で迎えた15戦目は、震災復興子ども達に夢と笑顔を（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は15戦連続で斎藤雄一騎手（14戦5勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のワンスタディオンに9馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

5月11日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた16戦目は、メリーウィドー（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で斎藤雄一騎手（15戦6勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

6月7日、中3週で迎えた17戦目は、秋田場外開設記念寒風山賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で斎藤雄一騎手（16戦6勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

6月21日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた18戦目は、ナボンヌ賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で斎藤雄一騎手（17戦6勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

7月5日、中1週で迎えた19戦目は、色鮮やか☆衣川りんどう賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で斎藤雄一騎手（18戦6勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、3着を確保した。

7月20日、中1週で迎えた20戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、ジャパンジョッキーズカップ第1戦鎮魂（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るダイワマックワンを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて優勝

8月12日、中2週で迎えた21戦目は、美人時計賞（盛岡ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（19戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

8月23日、中1週で迎えた22戦目は、奥州ころもがわ祭り賞（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（20戦6勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のトゥユアハートをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

9月5日、中1週で迎えた23戦目は、セプテンバーカップ（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（21戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

10月5日、中3週で迎えた24戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、一般B2三（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた25戦目は、一般B2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、伸びてきたパオロッサ決め手に屈してクビ差の2着となった。

11月2日、中1週で迎えた26戦目は、一般B2四（盛岡ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

11月29日、中3週で迎えた27戦目は、メイドイン盛岡賞（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（22戦7勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

12月14日、中1週で迎えた28戦目は、一般B2五（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（23戦7勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

5歳（2016年）

1月3日、中2週で迎えた29戦目は、初夢賞（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（24戦7勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

4月2日、約3か月の休養明けで迎えた30戦目は、希望郷いわて国体開催記念釜石市賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で斎藤雄一騎手（25戦7勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた31戦目は、明治記念館賞（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で斎藤雄一騎手（26戦7勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた32戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、南関東ジョッキーズフレンドリーマッチ第1（盛岡ダート1400m 小雨/不良）に出走。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた33戦目は、チャーミングビューティー賞（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（27戦7勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

6月5日、中2週で迎えた34戦目は、もぐらんぴあ賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（28戦7勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた35戦目は、ロイヤルパレード賞（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（29戦7勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた36戦目は、ジュライカップ（水沢ダート1300m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で斎藤雄一騎手（30戦7勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。最後はバテてしまい8着に終わった。

8月14日、中5週で迎えた37戦目は、盛岡のお米「純米めん」賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で斎藤雄一騎手（31戦7勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

9月11日、中3週で迎えた38戦目は、一般C1（水沢ダート850m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で斎藤雄一騎手（32戦7勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた39戦目は、希望郷いわて国体開催記念紫波町賞（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で斎藤雄一騎手（33戦7勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた40戦目は、楽天競馬賞（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で斎藤雄一騎手（34戦7勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた41戦目は、五葉山賞（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は9戦連続で斎藤雄一騎手（35戦7勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

12月4日、中5週で迎えた42戦目は、一般C1（水沢ダート850m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で斎藤雄一騎手（36戦7勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

12月31日、中3週で迎えた43戦目は、一般C1六（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で斎藤雄一騎手（37戦7勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。