メロディメーカー（2021年生、母スイートメロディー）

Melody Maker

2021.02.16

メロディメーカー（2021年2月16日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のレッドファルクス（当時10歳）と交配したスイートメロディーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2024年の3歳C1。

経歴

デビュー前

松浦聡志厩舎（兵庫）へ入厩。

2歳（2023年）

11月28日、デビュー戦は吉村智洋騎手を鞍上に据えて、2歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったオーシンロクゼロに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

12月29日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

3歳（2024年）

1月16日、中2週で迎えた3戦目は、3歳C1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（2戦0勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のサンドクルーザーに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

2月8日、中2週で迎えた4戦目は、3歳B（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉村智洋騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、抜け出したバッドロージーを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

2月28日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定3歳戦の兵庫（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉村智洋騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

3月21日、中2週で迎えた6戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳A B（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るゼンダンノハゲミを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。

4月18日、中3週で迎えた7戦目は、3歳A B（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったゼンダンノハゲミに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

5月9日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定3歳戦ののじぎく賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（2戦1勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

5月31日、中2週で迎えた9戦目は、3歳A（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で川原正一騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るエイシンジョルトを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

7月4日、中4週で迎えた10戦目は、3歳戦の兵庫優駿（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川原正一騎手（4戦2勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

9月18日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から11kg増やして迎えた11戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で川原正一騎手（5戦2勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

10月10日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦の園田オータムトロフィー（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で川原正一騎手（6戦2勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

10月30日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上B2一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で川原正一騎手（7戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るエイシンコソンテを自慢の末脚でハナ差だけ差し切って先頭ゴールを果たした。