ダイワカモン（1997年生、母カミングスーン）

ダイワカモン（1997年5月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のノーザンテースト（当時26歳）と交配したカミングスーンが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地10戦1勝、地方2戦0勝2着1回。2000年のジュン特別で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

蛯名信広厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

1月30日、デビュー戦は鹿戸雄一騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

2月19日、中2週で迎えた2戦目は、4歳新馬（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

3月11日、中2週で迎えた3戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

4月2日、中2週で迎えた4戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず8着に終わった。

5月7日、中4週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦し、4着を確保した。

6月4日、中3週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田伸二騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

6月18日、中1週で迎えた7戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着に入った。

6月29日、中1週で迎えた8戦目は、3歳オープンのジュン特別（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったカオリシャーディーから2馬身差の2着に敗北した。

7月19日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦のマルチウイン特別（浦和ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で北村宏司騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

8月12日、中2週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で北村宏司騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のモリヒカリをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

5歳（2002年）

1月12日、約17か月半の休養明けで迎えた11戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で北村宏司騎手（4戦1勝）。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（東京ダート2100m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で北村宏司騎手（5戦1勝）。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて14着に終わった。