モナークスラッガー（2020年生、母レーヴマイハート）

モナークスラッガー（2020年2月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「君主+主砲」。毛色は栗毛。種牡馬のヤマカツエース（当時8歳）と交配したレーヴマイハートが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は静内酒井牧場。主な勝ち鞍は2023年の移転50周年来場促進キャンペーン開始記念(B4)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、エクワインエンジニアリングから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、吉岡泰治によって770万円で落札された。

長谷川浩大厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2023年）

1月22日、デビュー戦は小沢大仁騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は416kg。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では見所を作れず14着に終わった。

3月25日、中8週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京ダート1400m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小沢大仁騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた3戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

4月15日、連闘で迎えた4戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート2000m 雨/不良）に出走。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

5月16日、中3週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた5戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、3歳B4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の移転50周年来場促進キャンペーン開始記念（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るアポロシュシュを自慢の末脚で3/4馬身差し切って初勝利を挙げた。

6月25日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦のマラカイト特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のルビー賞 B特選（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で米倉知騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

8月1日、中2週で迎えた9戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の無料ネット新聞うまかつ.net金沢賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月21日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦の輪島大祭特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は米倉知騎手（4戦1勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

8月29日、連闘で迎えた11戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の無料ネット新聞うまかつ.net金沢賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月3日、連闘で迎えた12戦目は、3歳戦の新潟県畜産協会長賞特編（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、勝ったカネトシロワンに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

9月16日、中1週で迎えた13戦目は、奥能登国際芸術祭開幕1週前特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀場裕充騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

10月2日、中1週で迎えた14戦目は、Yamashiroアートマーケット特別（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で堀場裕充騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に終わった。

10月22日、中2週で迎えた15戦目は、ウマ娘第3回コラボ記念（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で堀場裕充騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では稲妻のようなを披露したが、3着に終わった。

10月31日、連闘で迎えた16戦目は、はしも、今までお疲れ様でした記念特別編成（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で堀場裕充騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

11月20日、中2週で迎えた17戦目は、一般C1九（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は栗原大河騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた18戦目は、特別編成（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2024年）

1月4日、中3週で迎えた19戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、天照賞（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

1月29日、中3週で迎えた20戦目は、アリアンロッド賞（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦したが、5着に終わった。

3月14日、中5週で迎えた21戦目は、ヴィクトリア賞（川崎ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

4月1日、中2週で迎えた22戦目は、アスターテ賞（川崎ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るパーティーアニマルを交わし去り、最後は1馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

6月12日、中9週で迎えた23戦目は、小林捺花騎手を鞍上に迎えて、ヴェルザンディ賞（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では稟性の勝負根性でゴールまでタレずに走り切ったが、4着に終わった。

6月20日、連闘で迎えた24戦目は、雁坂峠特別（浦和ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林捺花騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたシャイニングパール決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

7月4日、中1週で迎えた25戦目は、アンドロメダ賞（川崎ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小林捺花騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

7月26日、中2週で迎えた26戦目は、ラケシス賞（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は町田直希騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったクイーンラブソングにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

8月9日、中1週で迎えた27戦目は、全国削ろう会秦野大会開催記念（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（5戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

9月6日、中3週で迎えた28戦目は、ペルセポネ賞（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（6戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。

9月18日、中1週で迎えた29戦目は、鷹見陸騎手を鞍上に迎えて、秋桜特別（浦和ダート2000m 雨/良）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天資のガッツでゴールまで力戦し、3着に入った。

10月9日、中2週で迎えた30戦目は、M.ミシェル騎手を鞍上に迎えて、由比ヶ浜賞（川崎ダート2000m 曇/不良）に出走。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

11月12日、中4週で迎えた31戦目は、エウプロシュネー賞（川崎ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は鷹見陸騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではいいところがなく13着に敗れた。