アケボノユウシャ（2003年生、母スノーエレガンス）

アケボノユウシャ（2003年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「父名＋勇ましい者」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアケボノⅡ（当時12歳）と交配したスノーエレガンスが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は正木茂夫。戦績は、中央平地1戦0勝、地方32戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は2005年のアタックチャレンジ。

経歴

デビュー前

若松平厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2005年）

6月7日、デビュー戦は佐々木国明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は474kg。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月16日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月4日、中6週で馬体重を前走から30kg戻して迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木国明騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木国明騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木国明騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木国明騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったラッキーチカラオーから1馬身差の2着となった。

9月27日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐々木国明騎手（6戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のマルノサプライズに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月13日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のウィナーズチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で佐々木国明騎手（7戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。4着に沈んだ。

10月26日、中1週で迎えた9戦目は、2歳（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で佐々木国明騎手（8戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。11着に敗れた。

11月13日、中2週で迎えた10戦目は、2歳地方重賞の南部駒賞（水沢ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で佐々木国明騎手（9戦1勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

12月12日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた11戦目は、江川伸幸騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた12戦目は、2歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江川伸幸騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

3歳（2006年）

1月10日、中1週で迎えた13戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のガッツで最後まで踏ん張ったが、ニイタカパイソンに交わされて2馬身半差の2着となった。

2月6日、中3週で迎えた14戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は江川伸幸騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

2月17日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦の駿風スプリント（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で江川伸幸騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天授の負けじ心を発揮してゴールまで頑張り、最後はアジュディカツオーと並んで5着同着となった。

3月8日、中2週で迎えた16戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で江川伸幸騎手（4戦0勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

3月26日、中2週で迎えた17戦目は、3歳500万下（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で江川伸幸騎手（5戦0勝）。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた18戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の爽風スプリント（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

6月15日、中9週で迎えた19戦目は、3歳戦の薫風特別（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（10戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月20日、中4週で迎えた20戦目は、一般D1-3（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（11戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったセイチーズからクビ差の2着に甘んじた。

8月2日、中1週で迎えた21戦目は、3歳戦のスピカ特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木国明騎手（12戦1勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月17日、中1週で迎えた22戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアリオト特別（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた23戦目は、一般D1-3（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（13戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のウイットネスをアタマ差制して2勝目を奪取した。

9月13日、中1週で迎えた24戦目は、3歳戦のボルックス特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（14戦2勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったグランドミッションから1馬身半差の2着となった。

9月27日、中1週で迎えた25戦目は、3歳戦のヒヤデス特別（旭川ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木国明騎手（15戦2勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月18日、中2週で迎えた26戦目は、蘭越町おいしいらんこし米特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木国明騎手（16戦2勝）。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に敗れた。

11月13日、中3週で迎えた27戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は石崎駿騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、勝ったオメガポイントに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

12月5日、中2週で迎えた28戦目は、3歳戦の橘特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた29戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、若干遅いペースでレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に敗れた。

12月26日、連闘で迎えた30戦目は、3歳（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎駿騎手（4戦0勝）。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

4歳（2007年）

1月11日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2三アイ（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で石崎駿騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

1月16日、連闘で迎えた32戦目は、一般C2七八（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は江川伸幸騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

2月7日、中2週で迎えた33戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、一般C2三アイ（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。