ニイタカパイソン（2003年生、母シャイネン）

Niitaka Python

2003.04.29

ニイタカパイソン（2003年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のバチアー（当時6歳）と交配したシャイネンが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）習志野牧場。戦績は、地方8戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2005年の2歳。

経歴

デビュー前

森勇厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2005年）

11月24日、デビュー戦は桑島孝春騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は447kg。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では異次元の末脚を弾けさせて楽々と抜け出し、最後は2着のブラウンファルコンに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月13日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦1勝）。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

3歳（2006年）

1月10日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るアケボノユウシャを交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

2月3日、中2週で迎えた4戦目は、3歳戦の若獅子特別（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（3戦2勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したカネショウメロディを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

2月13日、中0週で迎えた5戦目は、宗形竹見騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のブルーバードカップ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

3月13日、中3週で迎えた6戦目は、3歳戦の内外タイムス盃（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（4戦2勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、シャイニールックに交わされて4馬身差の2着となった。

4月3日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦のさくら特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は宗形竹見騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

5月3日、中3週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞の東京湾カップ（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宗形竹見騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。