ジューンミュゲ（2017年生、母スイートレーヌ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、富田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって669.6万円で落札された。2歳のとき、日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、吉川潤によって1,728万円で落札された。

武英智厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2019年）

10月6日、デビュー戦は高田潤騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

10月26日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1800m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で高田潤騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目覚ましい伸び脚で驀進したが、セントオブゴールドに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

11月17日、中2週で迎えた3戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。17頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を発揮したが、3着に終わった。

3歳（2020年）

7月26日、約8か月半の休み明けで迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は高田潤騎手（2戦0勝）。18頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に敗れた。

8月30日、中4週で迎えた5戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚にキレが無く15着に敗れた。

2020年10月8日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

4歳（2021年）

3月23日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた6戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月16日、中2週で迎えた7戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では根気強くタフに走り抜いたが、勝ったゼットライジングに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

5月6日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上C2（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦健太騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

5月27日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で杉浦健太騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

6月16日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上C2（園田ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で杉浦健太騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では見事な伸び脚を見せたが、キクノダンカークにクビ差交わされて2着となった。

2021年11月30日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。