ワンダーユナニーム（2012年生、母ワンダーノンブーレ）

ワンダーユナニーム（2012年4月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋満場一致（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のバゴ（当時11歳）と交配したワンダーノンブーレが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）米田牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方6戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2016年の4歳以上C2 35。

経歴

デビュー前

中竹和也厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

12月13日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

3歳（2015年）

1月11日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り8着に終わった。

3月8日、中7週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は一杯になって10着に敗れた。

4月19日、中5週で迎えた4戦目は、義英真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 小雨/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は勢いを失って12着に終わった。

7月4日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 雨/重）に出走。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

8月8日、中4週で迎えた6戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、シゲルタウエマツリにクビ差交わされて2着に甘んじた。

8月23日、中1週で迎えた7戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2016年）

2月6日、約5か月半の休み明けで迎えた8戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 33（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて、最後は2着のオウシュウジャパンをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

2月20日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C2 26（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして、最後は2着のサンララミーに1馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

2月27日、連闘で迎えた10戦目は、4歳以上C2 35（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして、最後は2着のサニーロマンスに1馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

4月10日、中5週で迎えた11戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は垂れてしまい13着に終わった。

5月18日、中4週で迎えた12戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、猪名川特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、アスタキサンチンに半馬身交わされて2着となった。