ファインサルート（2001年生、母Chasing Rainbows）

ファインサルート（2001年3月15日）は、アイルランドで生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「気持ちよくあいさつをする」。毛色は鹿毛。種牡馬のPivotal（当時8歳）と交配したChasing Rainbowsが7歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地1戦0勝、地方3戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2005年の3歳以上D7三。

経歴

デビュー前

清水正人厩舎（園田）へ入厩。

4歳（2005年）

9月13日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、3歳以上D8-3（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は523kg。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したタガノスターダストを捕まえ切れず、6馬身差の2着に敗北した。

9月27日、中1週で迎えた2戦目は、3歳以上D7三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したメジャープラネットを捕まえ切れず、5馬身差の2着に敗北した。

10月10日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、3歳以上D7三（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアイノサンライトに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5歳（2006年）

1月8日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から25kg戻して迎えた4戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に敗れた。