メジャープラネット（2001年生、母ターフメビュース）

メジャープラネット（2001年3月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「大惑星　競馬界を代表する馬になるように」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時12歳）と交配したターフメビュースが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）村下農場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方16戦4勝2着6回。主な勝ち鞍は2007年の4歳以上C2二。

経歴

デビュー前

茂崎正善厩舎（園田）へ入厩。

4歳（2005年）

9月27日、デビュー戦は田中学騎手を鞍上に据えて、3歳以上D7三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は514kg。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のファインサルートに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月1日、中4週で迎えた2戦目は、3歳以上D9三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエンジェルピアスに約12馬身の大差をつけて1着ゴールを果たした。

5歳（2006年）

4月15日、約5か月半の休養明けで迎えた3戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 小雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が衰えて16着に敗れた。

8月20日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って14着に敗れた。

10月9日、中6週で迎えた5戦目は、松浦聡志騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マイメッセンジャーに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。

10月19日、中0週で迎えた6戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦聡志騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、カガヤキロイヤルにクビ差交わされて2着に甘んじた。

11月2日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のリトルウーマンに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月14日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（3戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマイメッセンジャーを捕まえ切れず、5馬身差の2着に敗北した。

12月12日、中3週で迎えた9戦目は、3歳以上C1二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は松浦聡志騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、エイシンカンフーに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。

12月28日、中1週で迎えた10戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、リーディングジョッキーカップ（園田ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

6歳（2007年）

1月5日、連闘で迎えた11戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、リーディングジョッキーカップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ベイリービッドに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

1月16日、中1週で迎えた12戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り6着に敗れた。

2月13日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（4戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

2月21日、連闘で迎えた14戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

3月7日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、チャーミーエリにアタマ差交わされて2着に惜敗した。

4月4日、中3週で迎えた16戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松平幸秀騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は田中学騎手（5戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のジョーアクションに3馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。

5月8日、中2週で迎えた18戦目は、レ・コードなまちにいかっぷ特別（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（6戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。