エーシンショコラ（2008年生、母ヒューストンガール）

エーシンショコラ（2008年3月27日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のエイシンプレストン（当時11歳）と交配したヒューストンガールが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道日高郡新ひだか町、生産者は栄進牧場。戦績は、地方21戦3勝2着5回。2011年のひまわり賞(牝地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

伊藤強一厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（2010年）

7月6日、デビュー戦は岡部誠騎手を鞍上に据えて、2歳戦の新馬チャレンジ（1）（笠松ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は445kg。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、マルヨルビーに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

8月20日、中3週で迎えた3戦目は、2歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、勝ったカーリアンヒルに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

9月23日、中4週で迎えた4戦目は、2歳戦の未勝利馬リバイバル（1）（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

10月11日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦の田僧POG結成10周年記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡部誠騎手（4戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

10月29日、中2週で迎えた6戦目は、2歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で岡部誠騎手（5戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、ナガラローマンにクビ差交わされて2着に惜敗した。

11月11日、中1週で迎えた7戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の未勝利馬リバイバル（2）（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦の星井美希生誕杯あふぅカップ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて、最後は2着のムーンライトドレスに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月13日、中2週で迎えた9戦目は、2歳戦の未勝利馬リバイバル（3）（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（7戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

12月30日、中1週で迎えた10戦目は、2歳戦のおやっさん牧場記念（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（8戦1勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り5着に敗れた。

3歳（2011年）

1月7日、連闘で迎えた11戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（9戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実な伸びを見せたが、ナガラローマンに半馬身交わされて2着に敗北した。

1月25日、中2週で迎えた12戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、目の覚めるような末脚を弾けさせて、最後は2着のモルフェミシエロに1馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

2月11日、中1週で迎えた13戦目は、3歳C1二（園田ダート1400m 雪/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のサクラアイーダに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

2月23日、中1週で迎えた14戦目は、3歳A B（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（2戦2勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

3月24日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた15戦目は、3歳A B（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉村智洋騎手（3戦2勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた16戦目は、3歳戦の六甲山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉村智洋騎手（4戦2勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

4月27日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた17戦目は、3歳戦の花吹雪賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

5月25日、中3週で迎えた18戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の揖斐川賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

6月15日、中2週で迎えた19戦目は、牝馬限定3歳Jpn2の関東オークス（川崎ダート2100m 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で花本正三騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

7月9日、中2週で迎えた20戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の北上川ゴムボート川下りレース（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた21戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳地方重賞のひまわり賞（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したアンダースポットにハナ差届かず2着となった。