カーリアンヒル（2008年生、母カーリスマイル）

カーリアンヒル（2008年4月14日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のストラヴィンスキー（当時12歳）と交配したカーリスマイルが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）岡田牧場。戦績は、地方13戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2010年の未勝利馬リバイバル（1）。

経歴

デビュー前

1歳のとき、目名共同トレーニングセンターから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、目名共同トレーニングセンターから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、蛭川正文によって210万円で落札された。

後藤保厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（2010年）

7月6日、デビュー戦は向山牧騎手を鞍上に据えて、2歳戦の新馬チャレンジ（1）（笠松ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は442kg。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、抜け出したマルヨルビーに半馬身届かず2着に敗北した。

8月20日、中5週で迎えた2戦目は、2歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のエーシンショコラに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月10日、中2週で迎えた3戦目は、2歳オープンの秋風ジュニア（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦の未勝利馬リバイバル（1）（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るリリートロッターを半馬身差し切って制した。

10月29日、中4週で迎えた5戦目は、2歳地方重賞のジュニアクラウン（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で向山牧騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく7着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で向山牧騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ミラノボヴィッチに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

11月25日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のプリンセス特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で向山牧騎手（6戦2勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。

12月13日、中2週で迎えた8戦目は、2歳（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で向山牧騎手（7戦2勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

3歳（2011年）

1月7日、中3週で迎えた9戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で向山牧騎手（8戦2勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて9着に終わった。

2月2日、中3週で迎えた10戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で向山牧騎手（9戦2勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に敗れた。

2月18日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は11戦連続で向山牧騎手（10戦2勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。

3月16日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で向山牧騎手（11戦2勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

4月4日、中2週で迎えた13戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で向山牧騎手（12戦2勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。