ペレ（2004年生、母ジョコンダスマイル）

ペレ（2004年4月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「火山の女神（ハワイ語）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスウェプトオーヴァーボード（当時7歳）と交配したジョコンダスマイルが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）本間牧場。戦績は、中央平地11戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2007年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

本間忍厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

11月4日、デビュー戦は村田一誠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、キンセイミラージュに半馬身交わされて2着となった。

12月2日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて17番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では見所を作れず7着に敗れた。

3歳（2007年）

1月8日、中4週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で村田一誠騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

6月17日、約5か月半の休み明けで迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村田一誠騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

7月7日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で村田一誠騎手（4戦0勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、かなりのハイペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、デライトシーンにクビ差交わされて2着に惜敗した。

7月29日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で村田一誠騎手（5戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のメジロヴィルゴに1馬身3/4の差をつけて未勝利戦を制した。

12月16日、約4か月半の休み明けで迎えた7戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の恵那特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では最後まで息が続かず15着に敗れた。

4歳（2008年）

5月10日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、4歳以上500万下の飛竜特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は村田一誠騎手（6戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。16着に敗れた。

10月4日、約5か月の休み明けで迎えた9戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい14着に終わった。

11月1日、中3週で迎えた10戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の秋元湖特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。最後は脚が止まってしまい15着に終わった。

12月14日、中5週で迎えた11戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい15着に終わった。