エセルフリーダ（2021年生、母デルマオギン）

Ethelfleda

2021.02.16

エセルフリーダ（2021年2月16日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のキタサンブラック（当時9歳）と交配したデルマオギンが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2023年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、高橋文男によって1,540万円で落札された。

武藤善則厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

7月23日、デビュー戦は武藤雅騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月22日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武藤雅騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のユイノチョウシンキに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2024年）

1月8日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、3歳1勝クラス（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武藤雅騎手（2戦1勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

3月24日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、牝馬限定3歳1勝クラスのミモザ賞（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で武藤雅騎手（3戦1勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のニシノティアモに1馬身1/4の差をつけて2勝目を手に入れた。

5月19日、中7週で迎えた5戦目は、牝馬限定3歳G1のオークス（優駿牝馬）（東京芝2400m 曇/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で武藤雅騎手（4戦2勝）。18頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

10月14日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、3歳以上2勝クラス（東京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で武藤雅騎手（5戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したリンフレスカンテに3/4馬身届かず2着に敗北した。