ヤマトフォルツァ（1999年生、母スイートベルン）

ヤマトフォルツァ（1999年4月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のモガミ（当時23歳）と交配したスイートベルンが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は中田浩美。戦績は、中央平地4戦0勝、中央障害16戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2004年の障害4歳以上オープン。

経歴

デビュー前

田中章博厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2002年）

1月27日、デビュー戦はK.ファロン騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝2000m 曇/不良）に出走。馬体重は464kg。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた2戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（京都ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

3月9日、中3週で迎えた3戦目は、柴原央明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではいいところがなく15着に終わった。

3月23日、中1週で迎えた4戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

12月1日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、嘉堂信雄騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた6戦目は、高野容輔騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

4歳（2003年）

1月25日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は嘉堂信雄騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月8日、中1週で迎えた8戦目は、石山繁騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 曇）に出走。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月8日、中3週で迎えた9戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は嘉堂信雄騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月22日、中1週で迎えた10戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で嘉堂信雄騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月30日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、常石勝義騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったアップポイントから半馬身差の2着となった。

5歳（2004年）

1月18日、中6週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 晴）に出走。鞍上は嘉堂信雄騎手（4戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のエアバビロンに3/4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

2月14日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた13戦目は、淀ジャンプステークス（京都障害芝→ダート3790m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で嘉堂信雄騎手（5戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた14戦目は、今村康成騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 晴）に出走。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。3着に入った。

3月21日、中2週で迎えた15戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 晴）に出走。鞍上は嘉堂信雄騎手（6戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のタガノガルチに2馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

4月17日、中3週で迎えた16戦目は、J・G1の中山グランドジャンプ（中山障害芝4250m 外回り晴/良）に63.5kgの斤量を背負って出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で嘉堂信雄騎手（7戦2勝）。15頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月15日、中3週で迎えた17戦目は、ハンデJ・G3の京都ジャンプステークス（京都障害芝3170m 内→外曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で嘉堂信雄騎手（8戦2勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6歳（2005年）

2月26日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた18戦目は、高橋康之騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 晴）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウケイカントリーからアタマ差の2着となった。

3月20日、中2週で迎えた19戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 曇）に出走。鞍上は嘉堂信雄騎手（9戦2勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月3日、中1週で迎えた20戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝3170m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で嘉堂信雄騎手（10戦2勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。