トウケイカントリー（2001年生、母テンダークラウン）

トウケイカントリー（2001年3月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のティンバーカントリー（当時9歳）と交配したテンダークラウンが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は坂本智広。戦績は、中央平地10戦0勝2着2回、中央障害6戦3勝2着1回、地方3戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年の障害4歳以上オープン。

経歴

デビュー前

当歳のとき、坂本智広から「北海道10月市場サラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、坂本智広から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場され、木村信彦によって735万円で落札された。

大久保正陽厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

12月27日、デビュー戦は長谷川浩大騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は508kg。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

3歳（2004年）

1月31日、中4週で迎えた2戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を披露し、4着に入り込んだ。

2月22日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は長谷川浩大騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

4月24日、中4週で迎えた6戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、勝ったバルジフォンテンにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

5月15日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったシルクアグレッシヴにねじ伏せられて5馬身差の2着に敗北した。

6月5日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（3戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

6月26日、中2週で迎えた9戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた10戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/重）に出走。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

8月4日、中3週で迎えた11戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフェルカド特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に入った。

8月25日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦のデネブ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月6日、中5週で迎えた13戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のかつら特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったラッキーシルキーから1馬身差の2着に敗北した。

10月31日、中3週で迎えた14戦目は、今村康成騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。最後は、2着のオースミダイヤをアタマ差制して待望の初白星を挙げた。

4歳（2005年）

1月29日、約3か月の休養明けで迎えた15戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3190m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で今村康成騎手（1戦1勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた16戦目は、淀ジャンプステークス（京都障害芝→ダート3790m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で今村康成騎手（2戦1勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた17戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で今村康成騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマトフォルツァをアタマ差制して1着ゴールを果たした。

3月20日、中2週で迎えた18戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 曇）に出走。鞍上は5戦連続で今村康成騎手（4戦2勝）。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムコンバットに1馬身3/4の差をつけて3勝目をゲットした。

4月23日、中4週で迎えた19戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で今村康成騎手（5戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったラージヒルジャンプから3/4馬身差の2着に敗北した。