ゴールドピネース（1984年生、母ヒロヨシカマダ）

経歴

デビュー前

小林稔厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1987年）

2月28日、デビュー戦は秋山忠一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線に入ると、前で粘るホクエツヤマニンを強烈な末脚で半馬身差し切って初勝利を挙げた。

3月21日、中2週で迎えた2戦目は、内山正博騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下の沈丁花賞（中京ダート1700m 曇/稍重）に出走。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

6月20日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、塩村克己騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下（中京ダート1700m 小雨/重）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

4歳（1988年）

1月24日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から30kg戻して迎えた4戦目は、5歳以上400万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塩村克己騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

2月7日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の5歳以上400万下（京都ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で塩村克己騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

3月12日、中4週で迎えた6戦目は、5歳以上400万下（中京ダート2200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で塩村克己騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったダイタククルークに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

3月27日、中1週で迎えた7戦目は、5歳以上400万下（中京ダート2200m 晴/重）に出走。鞍上は秋山忠一騎手（1戦1勝）。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

4月16日、中2週で迎えた8戦目は、5歳以上400万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は塩村克己騎手（4戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

5月8日、中2週で迎えた9戦目は、5歳以上400万下（京都ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は秋山忠一騎手（2戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

6月12日、中4週で迎えた10戦目は、4歳以上400万下（札幌ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山忠一騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、勝ったカネノツヅキに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

7月2日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、4歳以上400万下（札幌ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で秋山忠一騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったワコーリューオーに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

7月16日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上400万下（札幌ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で秋山忠一騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったベンガルタイガーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

5歳（1989年）

5月13日、約10か月の休養明けで迎えた13戦目は、合谷喜壮騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（京都芝1600m 外回り曇/重）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に敗れた。

6月3日、中2週で迎えた14戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上400万下（阪神ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた15戦目は、5歳以上400万下（中京ダート1700m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したダイタククルークに半馬身届かず2着となった。

7月8日、中1週で迎えた16戦目は、5歳以上400万下（中京ダート1700m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で角田晃一騎手（2戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。