ダイタククルーク（1983年生、母ワンダーポイント）

ダイタククルーク（1983年3月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のデイクタス（当時16歳）と交配したワンダーポイントが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）アイオイファーム。戦績は、中央平地12戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は1989年の5歳以上400万下。

経歴

デビュー前

玉谷敬治厩舎（栗東）へ入厩。

4歳（1987年）

3月8日、デビュー戦は5歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/不良）に出走。馬体重は462kg。鞍上は玉谷峰男騎手。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

3月21日、5歳以上400万下（中京ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で玉谷峰男騎手。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、カツミエースにクビ差交わされて2着に惜敗した。

3月28日、5歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は横山雄一騎手。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい13着に敗れた。

11月28日、4歳以上400万下（中京ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は玉谷峰男騎手。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、オサイチプリンスに交わされて1馬身3/4差の2着となった。

12月12日、4歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で玉谷峰男騎手。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

5歳（1988年）

1月31日、5歳以上400万下（小倉芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は安藤賢一騎手。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったコスモダビンチに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

2月13日、5歳以上400万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤賢一騎手。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

2月21日、5歳以上400万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤賢一騎手。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着に入った。

3月12日、5歳以上400万下（中京ダート2200m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は岸滋彦騎手。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げる形となり、リードを5馬身以上確保して、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のゴールドピネースに4馬身の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。

6歳（1989年）

4月30日、5歳以上400万下（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は玉谷峰男騎手。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい11着に敗れた。

6月24日、5歳以上400万下（中京ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で玉谷峰男騎手。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のゴールドピネースを半馬身振り切って勝利を手にした。

7月8日、5歳以上400万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で玉谷峰男騎手。15頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスリーエースコバンに5馬身の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。