フラッシュダンス（2004年生、母ロイヤルフラッシュ）

フラッシュダンス（2004年4月1日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「母名の一部＋父名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時11歳）と交配したロイヤルフラッシュが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地10戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

伊藤正徳厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

10月22日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着を確保した。

11月4日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて12着に敗れた。

11月25日、中2週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた3戦目は、南田雅昭騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始11番手を追走。直線では見所を作れず12着に終わった。

3歳（2007年）

4月1日、約4か月の休み明けで迎えた4戦目は、塚田祥雄騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に敗れた。

5月6日、中4週で迎えた5戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、逃げるメイスンシンデレラにクビ差届かず2着となった。

5月27日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（2戦0勝）。18頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず15着に敗れた。

7月22日、中7週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（3戦0勝）。18頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、6着に終わった。

8月25日、中4週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた8戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

9月17日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた9戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌芝1800m 曇/良）に出走。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。逃げる形となり、若干遅いペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。

9月22日、連闘で迎えた10戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌芝1500m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。