オーゴンタイム（1994年生、母ホクエツマリー）

オーゴンタイム（1994年6月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のアンシエントタイム（当時10歳）と交配したホクエツマリーが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は森田芳男。戦績は、地方26戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は1998年のメトロポリタン特別(一般B2二以下ハンデ)。

経歴

デビュー前

坂本昇厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（1996年）

12月24日、デビュー戦は桑島孝春騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は474kg。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のアルファセリンをクビ差制して初勝利を挙げた。

3歳（1997年）

1月23日、中3週で迎えた2戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月13日、中2週で迎えた3戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったラシアンスピードからアタマ差の2着に甘んじた。

4月3日、中6週で迎えた4戦目は、3歳戦のベストステッキ特別（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のグレンフォンテンに2馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

5月6日、中4週で迎えた5戦目は、3歳戦のマリーゴールド特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑島孝春騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月26日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、3歳戦のライラック特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で桑島孝春騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のヘンリーフォンテンに2馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

12月17日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から28kg戻して迎えた7戦目は、銀河特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で桑島孝春騎手（6戦3勝）。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（1998年）

1月4日、中2週で迎えた8戦目は、千両特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で桑島孝春騎手（7戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

2月12日、中5週で迎えた9戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、カトレア特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のデリケートワンに1馬身半の差をつけて優勝

3月5日、中2週で迎えた10戦目は、ハンデ戦のブラッドストーン特別（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（8戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったハイフレンドキングから半馬身差の2着に敗北した。

3月16日、中1週で迎えた11戦目は、弥生特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（9戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

4月30日、中5週で迎えた12戦目は、石井勝男騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のメトロポリタン特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るミスタートップランを上がり1位の末脚でクビ差だけ差し切って5勝目を獲得した。

5月28日、中3週で迎えた13戦目は、’98フレンドリーサドル特別（1）（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（10戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

6月20日、中2週で迎えた14戦目は、ポートサイド賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（11戦3勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を発揮し、3着に入った。

7月7日、中1週で迎えた15戦目は、七夕特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（12戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、抜け出したクリオネーを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。

7月25日、中2週で迎えた16戦目は、パームツリー賞（大井ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（13戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月17日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた17戦目は、’98フェイスフルレイン特別（3）（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑島孝春騎手（14戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。

10月12日、中3週で迎えた18戦目は、ハンデ戦のレミニス賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で桑島孝春騎手（15戦3勝）。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた19戦目は、ハンデ戦のハッピーナイト賞（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で桑島孝春騎手（16戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

11月26日、中3週で迎えた20戦目は、’98フェイスフルレイン特別（4）（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で桑島孝春騎手（17戦3勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に敗れた。

5歳（1999年）

4月27日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた21戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、’99フレンドリーサドル特別（2）（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

5月29日、中4週で迎えた22戦目は、オメガ賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（18戦3勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

6月26日、中3週で迎えた23戦目は、ゲンマ賞（大井ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（19戦3勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に敗れた。

6歳（2000年）

1月18日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた24戦目は、岩崎佳生騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の初茜特別（船橋ダート1800m 晴/重）に出走。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に敗れた。

2月15日、中3週で迎えた25戦目は、’00フレンドリーブーツ特別（1）（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（20戦3勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

3月10日、中2週で迎えた26戦目は、ハンデ戦のアクアマリン特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（21戦3勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後はガス欠状態になり7着に終わった。